AIsmiley Magazine

AIsmiley編集部によるAI・人工知能関連のコラム、ニュース、サービスなどの情報をお届けします

業態業種別-AIの導入活用事例-

2019/8/16

IBMが開発したAIチャットボット「Watson Assistant(ワトソンアシスタント)」とは

  • 旅行・観光・訪日
  • アパレル・ファッション
  • Watson(ワトソン)
  • チャットボット

一歩先行く「IBM Watson(ワトソン)」の活用事例~コールセンター・カスタマーサポート分野~|チャットボットやWeb接客・RPA等のAI・人工知能製品・サービスの比較・検索・資料請求メディア

IBMが開発した人工知能の「Watson(ワトソン)」は、幅広い分野で活用されているAIの代表的存在です。そのWatsonを利用したチャットボットがWatson Assistant (旧Conversation)です。今回はAIチャットボット「Watson Assistant(ワトソンアシスタント)」について、概要や事例についてまとめました。

 

■Watson Assistantとは?

Watson Assistantは、チャットボットをはじめとするユーザーとコンピューターが自然言語で対話するためのアプリケーションを開発するツールです。 ユーザーの入力した自然言語での問い合わせを理解し、適切な回答を返します。
Slack、Facebook Messenger、LINEといったさまざまな自然言語インターフェースに対応しています。また、音声インターフェースと組み合わせれば、音声自動応答 (IVR)やロボットとの対話も実現できます。

 

■JAL、Watson Assistantでハワイの観光情報などを案内するバーチャルアシスタントを運用

JAL、Watson Assistantでハワイの観光情報などを案内するバーチャルアシスタントを運用|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

JALはハワイの観光情報などを案内するバーチャルアシスタント「マカナちゃん」をWatson Assistantで運用しています。 専用サイト上のチャット画面に質問を書き込んだり画像を送信したりすると、マカナちゃんがハワイの現地情報やおすすめスポットを案内してくれます。また、SNSからのログインで9つの性格タイプ別診断も可能です。これらの機能は、IBM Watson APIの照会応答機能(Watson Assistant)、性格分析機能(Personality Insight)、画像認識機能(Visual Recognition)によるものです。
マカナちゃんは世界最大の旅行情報サイト「TripAdvisor®」と連携しているため、提供する情報は常に最新のものにアップデートされています。
第5弾となる2019年7月末のアップデートではRPAを活用して、お得にハワイへ行ける商品と時期を提案する機能が搭載されました。
ハワイ行きの航空券と海外ダイナミックパッケージ(航空券+宿泊)、ジャルパックのツアー商品の中から、もっともオトクに行ける時期を3カ月先まで提案してくれます。これは、RPA(Robotic Process Automation)ソフトウェアの「UiPath」を活用し、旅行商品の最安値情報を定期的に検索することで実現されました。
Watson Assistantを活用した「マカナちゃん」は、ハワイに行ったことがない人だけでなくリピーターにとっても、旅の心強いバーチャルアシスタントとして活躍しています。

(参照:IBM Watson Blog Watson事例 — ハワイに関する情報なら、JALのマカナちゃんにお任せ! )

 

■ワコール、Watson Assistantで体型に合わせたぴったりの下着を提案するAI接客

ワコールはこのほど、デジタル技術を活用した新たな接客サービス「3D smart & try(スマート アンド トライ)」で、Watson AssistantによるAI接客を構築しました。
3D smart & tryは「3Dボディスキャナー」で全身150万カ所を計測し、さらに顧客ごとの体型や好みに合わせた下着を提案します。 現在のところ、 AI接客で提案できる商品は150種類に及んでいます。今後もさまざまな体形の顧客の計測データを学習していくことで、提案内容の幅をさらに広げていくとのことです。
女性用の下着は正しい計測をもとにサイズや体型に合ったものを身に着けることが大切ですが、一方で「販売員とはいえ身体に触られたくない」「下着姿を見られたくない」というユーザーの声もあります。3Dボディスキャナーを用いて計測を行い、体型のデータ、年齢、悩み、嗜好などに基づいて「AI販売員」が接客を行うこのサービスは、こうしたユーザーの声から生まれたもので、ワコールはAIによって「ストレスフリーな買い物体験を実現する」と話しています。
「ワコール 3Dsmart & try」は2019年5月末、東急プラザ表参道原宿4階に常設店舗として初めてオープンしました。ワコールでは、初年度に目指す利用者数を年間1万5000人とし、3Dボディスキャナーを100台、2021年度までに導入するという目標を掲げています。

(参照:MarkeZine ワコール、店舗でAI接客 インナーウェア探すお客様にタブレットのチャットボットで商品提案 )
(参照:ZDNet Japan 計測のためらいを解消–ワコールがデジタル活用した次世代店舗をオープン )

 

■Watson Assistantの活用は無限大

Watson Assistant を始めとするIBMのWatsonには無料プランもあり、IBMクラウドに登録するだけで誰でも利用することができます。チャットボットの使い方は、アイディア次第で無限大です。

Watson Assistantで、ユーザーとの楽しい会話を実現してみてください。

 

IBM Watson(ワトソン)を搭載したAIサービスを一覧で見てみる|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア