AIsmiley Magazine

AIsmiley編集部によるAI・人工知能サービスの導入事例や活用事例などの情報を記事にしてお届けします

業態業種別-AIの導入活用事例-

2019/7/18

無料で使えるOCR(光学認識技術)アプリにはどんなものがある?


無料で使えるOCR(光学認識技術)アプリにはどんなものがある?|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

画像、写真から文字を認識するOCR(光学認識技術)。昨今は、オフィス向けの優良ソフトウェアだけでなく、スマホにインストールして気軽に使えるフリーのアプリも登場しています。そこで今回は、仕事でも役立つ、無料で使えるOCRアプリの情報や活用法を紹介します。

 

■マイクロソフト、Android端末のスマホ向けExcelにOCRを搭載へ

OCRは、事務作業の効率化に向けてさまざまな業種・分野で取り入れられていますが、オフィス向けソフトの雄、マイクロソフトも自社製品で積極的にOCR機能を取り入れています。

2018年秋にアメリカ・フロリダ州で行われたカンファレンスで発表され、話題を呼んだのは、Android端末のスマホ向けExcelアプリに搭載される「Insert Data from Picture」という機能です。Android端末のスマホのカメラ機能を使い、紙文書に書かれた数字と文字をデータとしてExcelに落とし込むことができます。

大量の紙文書から数値をExcelに打ち込むときも、カシャカシャと文書を撮影し、範囲を指定するだけで、OCRによって自動的にデータ化してくれます。実装はもう少し先のようですが、これによってデータの入力作業が大幅にはかどりそうですね。

(参照:HYPER GADGET Microsoft Excelが進化!画像データからスプレッドシートにデータを自動変換する機能追加!)

 

■GoogleドライブとGoogleドキュメントで名刺を管理しよう

GoogleドライブとGoogleドキュメントで名刺を管理しよう|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

無料で使えるストレージサービスといえば、Googleドライブ。このGoogleドライブに保管した画像は、文書閲覧用ツールの「Google ドキュメント」のOCR機能で、テキストデータ化が可能です。この2つのサービスを連携させて、名刺管理に役立てましょう。

 

まずは、Googleドライブに「名刺」と名前を付けたフォルダを作ります。このフォルダを開いている状態で、「+」ボタンからカメラを立ち上げて名刺を「スキャン」します。「Google フォト」と連携させて写真をアップロードさせるというやり方も可能ですが、これだと日常で撮影した写真と名刺画像が混雑してしまいますので、「名刺」フォルダを開いた状態でスキャンしたほうが作業しやすいでしょう。

 

スキャン画像はPDFで保管されます。ファイルがGoogleドライブにアップロードされたら、ブラウザの「Google Chrome」で「drive.google.com」にアクセスします。最初はスマホ版サイトが表示されるので、パソコン版に切り替えます。

 

Google ドライブにアクセスした後、先ほどアップロードした画像を開き、ツールバーのサブメニューボタンから「アプリで開く」→「Google ドキュメント」を選びます。すると、自動的にOCR処理が始まり、数秒で名刺画像から抽出した文字データが新規のテキスト文書として保存・表示されます。

 

GoogleドライブとGoogleドキュメントのメリットは、無料で使えるGoogleのサービスだけで名刺のデータ化ができるという点です。一方でデメリットは、画像ファイルと文書ファイルの2つで1つの名刺を管理しなくてはならない点です。ほかの名刺保管サービスと使い勝手を比較しながら、最適な管理方法を検討してみてください。

なお、このGoogleドライブとGoogleドキュメントを連携させるやり方では、名刺以外の文書ももちろんデータ化が可能です。抽出したデータを他のアプリに貼り付けることもできるので、使い方次第ではいろいろ便利になりそうですね。

 

 

■Adobeもスマホ向け無料スキャンアプリでOCR搭載

Adobeもスマホ向け無料スキャンアプリでOCR搭載|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

このほか、Adobeスマホ向けの無料スキャンアプリ「Adobe Scan」も、名刺やホワイトボードの文字をスキャンできる機能を提供しています。OCR機能により、文字列のテキスト検索や抽出も可能です。

Adobe ScanでPDFファイルを作成する際に、書類、フォーム、ホワイトボード、名刺のモードが選択できるのが便利です。名刺モードを選択すると、名刺に含まれるデータをスマホの連絡先に自動で追加できます。これなら、名刺のデータ管理も気軽にできそうですね。

このように、マイクロソフトやGoogle、Adobeといった事務作業に欠かせないソフトウェアでも、スマホ向け無料アプリでのOCR搭載が進んでいます。いつか、データ入力作業がすべてOCRに置き換わる日が来るかもしれませんね。

(参照:ケータイWatch 無料スキャンアプリ「Adobe Scan」がホワイトボードや名刺モードに対応)

 

 

 

この記事で紹介されたAIサービスを無料で資料請求