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2019/7/3

「あいまい検索」もおまかせ!AI×アルゴリズムで検索機能が大幅パワーアップ

  • 検索システム

「あいまい検索」もおまかせ!AI×アルゴリズムで検索機能が大幅パワーアップ|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

GoogleのテレビCMをご覧になった方も多いでしょう。「この近くにあるいい感じのカフェ」――こんなあいまいなオーダーも、Google検索におまかせ。Googleマップから「いい感じのカフェ」を選び出し、店舗や料理の写真、地図、位置情報を表示してくれます。あなたはその中から、今の気分に合ったもっともいい感じのカフェを選ぶだけでOK。

こんなあいまいなWeb検索を可能にしたのは、AI・人工知能です。

 

■セマンティック検索とは何か

あいまいな検索のことを、専門用語で「セマンティック検索」といいます。セマンティック(semantic)とは英語で「意味の」「語義の」といった意味を指す単語です。

セマンティック検索とは、検索キーワードを始めとする入力情報から、検索ユーザーの意図・目的を読み取り、ユーザーが求める検索結果を提示するという概念、またその技術です。

セマンティック検索の上位概念として、「セマンティックウェブ(Web)」というものがあります。これは、Webサイトを単なる文字列ではなく、背景や文脈を持つものとしてとらえるというものです。Webサイトの意味をとらえることで、その内容を検索結果に反映させることができるのです。

例えば「飲み屋」と入力すると、「居酒屋」や「バー」も含んだ検索結果を表示させることができるというわけです。

 

■Googleのあいまい検索技術「RankBrain」

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Googleのあいまい検索を可能にした人工知能技術「RankBrain(ランクブレイン)」は、2015年に導入されました。Googleがブルームバーグの英語インタビューで、RankBrainを「検索順位を評価するアルゴリズムのうち、3番目に重要」だと表明し、大きな話題を呼びました。

RankBrainは機械学習システムにより、これまで検索されたことがない内容であっても過去に検索された内容と類似しているのではないかと推測したり、解釈したりしようとします。

RankBrainの学習方法としては、日々のGoogleユーザーの検索履歴からの学習と、Web上に人間が作成したWebサイトなどの情報源からの学習の2種類があるようです。

 

■RankBrainやあいまい検索にSEO対策は必要か

RankBrainによるSEO対策が気になるところですが、実際には特別な対応をする必要はないようです。Googleはユーザーにとって有益な情報を含むサイトを上位表示するように日々アルゴリズムを研究しているので、基本に忠実に、Webサイトの内容を充実させていくことが一番の対策になるといえます。RankBrainはすでに2015年から導入されているので、今現在検索サイトから十分な流入があるとすれば、対策はできているといえるでしょう。

冒頭で紹介したGoogleのテレビCMでのあいまい検索は、検索結果に表示される店と表示されない店があるようです。Googleマイビジネスにお店の情報を登録しておくほか、FacebookなどのSNSや公式Webサイトなどの情報を充実させて、Googleがより多くのキーワードに関連する情報を拾ってくれるようにしておくことが大切なようです。また、Googleマップ上の口コミに書かれた情報も検索結果に反映されるとみられるため、ユーザーの口コミを増やしてもらうこと、口コミされたら返信するといったことから始めてみるとよいかもしれません。

 

■「あいまい検索」への取り組みの意図を考えよう

セマンティック検索など、あいまいな検索に対応するための取り組みの背景にあるのは、常にユーザーの満足度を向上させようと考えです。とくに、Googleは収益の大半を広告で得ているので、その収益源となる検索アルゴリズムの改良は命綱ともいえます。

「Googleの上位に表示されるためにSEO対策をする」といったテクニックに走るよりも、こうした取り組みの背景にある意図を踏まえると、サイトの内容を充実させたり、ユーザーが使いやすいWeb作りをしたりしたほうが合理的といえるでしょう。結果的にユーザーの満足度が向上し、検索アルゴリズムからも高く評価される近道となる可能性があるからです。

 

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