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2019/6/27

音声認識機能で議事録の作成は可能?精度はどれくらい?【地方自治体の導入事例】

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音声認識機能で議事録の作成は可能?精度はどれくらい?【地方自治体の導入事例】|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

「会議の議事録づくりが面倒」と感じている人は決して少なくないでしょう。録音されたテープを聞きながら文字を起こしていくのは、決して楽な作業ではありません。

最近は、Googleドキュメントやエバーノートで音声認識機能が搭載され始めていますが、議事録作成に役立つレベルまで精度が上がっているのでしょうか。

 

■Googleドキュメントの音声認識はどれくらいの実力?

まず、無料で手軽に音声認識機能が試せるツールとして、Googleドキュメントの音声入力を試してみましょう。

Googleの音声入力機能の強みは、変換のスピードとその正確性です。タイピング入力だとつまずいてうまく文章が作成できないという人でも、音声入力なら話をする感覚で入力できるのでスムーズに作業が進むということもあるようです。

ただ、Googleの音声入力はパソコンやスマホのマイクに話しかけなくては認識されません。また、紙をめくる音や周囲の雑音によって音声認識が途切れてしまうことも少々あり、雑音が多い複数人での会議の音声をそのまま議事録として文字に起こすというのは難しいかもしれません。

録音した会議の内容を聞きながら自分で読み上げて、それを音声入力機能に認識させて文字化するといった使い方であれば、議事録の作成も可能でしょう。試しにぜひ、使ってほしいです。

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■茨城県庁や滋賀県庁が議事録作成の音声認識サービスを導入

音声認識技術のエキスパートであるアドバンスド・メディアは、議事録作成のクラウドサービス「ProVoXT(プロボクスト)」を提供しています。

茨城県庁ではこのほど、この「ProVoXT」を採用し、会議の議事録作成の効率化を図ると明らかにしました。

 

自治体では、住民に公開するための議事録作成は大切な業務のひとつです。正確な内容を作成するために細心の注意が必要とされますが、専門の業者でない職員が手作業で入力しようとすると、かなりの作業時間を必要とします。その結果、職員の残業が増えたり、通常業務に支障をきたしたりといった問題がありました。重要な会議などは文字起こしの専門業者に委託することもありますが、費用がかかるというデメリットがあります。

 

「ProVoXT」はICレコーダーなどで録音した会議の音声をインターネット経由でアップロードすると、内容が文字化されるというサービスです。数時間の録音データも十数分で文字データに起こすことができます。そのため、人の手による議事録作成と比較すると、50%から70%の作業時間短縮につながるそうです。

 

現在、茨城県庁では小さい会議も含むかなりの数の議事録を作成しているといいます。「ProVoXT」を活用すれば、会議の内容を短時間で確認することができ、作業時間も大幅に短縮されるので、職員は議事録作成に充てていた時間を他の業務に活用することが可能になります。また、大事な発言だけを抜粋したいというニーズにも対応でき、導入の成果を挙げているということです。

 

このアドバンスド・メディアの議事録作成支援システムは滋賀県でも導入されており、従来の人の手による文字起こし作業と比べて、2~3倍の速さでテキスト化が可能になったといいます。また、滋賀県庁で過去に行われた会議の議事録をもとに専用辞書も搭載しているため、独特の言い回しや用語なども認識・変換が可能になっています。

ただ、音声認識の精度は録音状態に左右されてしまうため、マイクの整備など録音機能を高めるための環境整備が必要とされています。

(参照:IT Leaders 茨城県庁、音声認識で議事録を自動作成するクラウドサービス「ProVoXT」を全庁で導入)
(参照:IT Leaders 音声認識で議事録作成を半自動化するソフト、アドバンスト・メディアが販売)
(参照:IT Leaders 滋賀県庁、音声認識で議事録の作成を半自動化、手作業の2~3倍の速さでテキスト化)

 

 

■音声認識の精度が向上し議事録作成を手軽に利用できるサービスが増えることに期待

会議内容の把握に議事録の作成は欠かせません。しかし、音声データからの文字入力は手間のかかる作業であることは間違いなく、音声認識技術を活用して議事録作成を自動化できれば、かなりの作業負担が軽減されるようになるでしょう。

今後さらに音声認識機能の精度が向上し、議事録作成を手軽に利用できるサービスが増えることが期待されています。

 

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