先週2019年05月29日 ~ 2019年05月31日にかけて開催された「第6回 働き方改革EXPO」において、AI・人工知能関連のサービス・ソリューションが展示されるということで取材に行ってまいりました。
働き方改革ということで、テレワーク支援や会議ソリューション、ワークプレイス構築などが目立ちましたが、AI関連のサービスも多々出展されており、多くの来場者から注目を集めました。
今回は働き方改革EXPOに出展していたAI関連のサービスを紹介します。
1、社内ヘルプデスクの業務効率向上を図るクラウド型AIチャットボットツール
〇出展AI企業:株式会社ギブリー
〇AIサービス名:PEP
PEP(ペップ)は、「『会話科学』で働き方改革を一歩前へ」をコンセプトとした社内ヘルプデスクの業務効率向上を図るクラウド型AIチャットボットです。
これまで社内ヘルプデスクに多大なコストをかけていた間接部門はもちろんのこと、「問い合わせへの回答を待たないとアクションが起こせない」「心理的に簡単な質問を人に聞きづらくそのままにしていた」といった社員側の負担を削減します。
拝見したデモでは、取引先の名刺をSlackから問い合わせると社内で名刺交換したリストがすぐに表示されました。
慣れ親しんだSlackやLineWorksなどのコミュニケーションツールから問い合わせることが可能なので社内への普及も簡単に進みそうです。
2、現場のチカラを最大化するビジネスチャット「direct」
〇出展AI企業:株式会社L is B
〇AIサービス名:direct
現場のチカラを最大化するビジネスチャットdirectは、フィールドワークに最適化された国産ビジネスチャットです。
現場作業で使うことをメインにしており、たとえば建設業では作業員の方が現場に着いた段階でdirectを通して位置情報を配信することで勤怠報告をすることができます。現場で撮影した写真もdirectを通して共有することで管理側と現場側の意思疎通を正確に行うことができます。導入社数は1500社以上。現場特化のチャットボットはdirectが唯一ではないでしょうか。
3、AIで探し方改革!全文検索システム「QuickSolution」
〇出展AI企業:住友電工情報システム株式会社
〇AIサービス名:QuickSolution
QuickSolutionは、Officeファイルや、PDF、Webサイト、グループウェアなど企業内に点在する情報を横断的に検索し、情報活用やナレッジマネジメントを支援するサービスです。
セマンティック検索できることが特徴で、ユーザの意図・目的を理解して探しものができるところが探し方改革なんだと思います。これまで数多くのECサイトや旅行予約サイトなどに実装されており導入実績も豊富です。検索システムをお探しの方にはぜひおすすめしたいです。
4、人口知能で経済の未来を先取りする「xenoBrain」
〇出展AI企業:株式会社 xenodata lab.
〇AIサービス名:xenoBrain
xenoBrainは最新の自然言語処理技術を用いた人工知能により、世界中の経済情報を解析し、経済・企業の将来予測を自動で提供するサービスです。
面倒なニュース分析や決算分析を簡単に行うことで、多くのビジネスパーソンが企業や経済の情報を理解するシーンで活用されています。
特に営業担当者には取引先のビジネスを理解するのにもってこいのツールではないでしょうか。
このツールを導入すれば顧客との関係構築が進み業績アップも期待できそうです。
また明日第2弾をレポートさせていただきます。
第6回働き方改革EXPO 第2弾レポートはこちら
第6回 働き方改革EXPO
会期:2019/05/29(水)~05/31(金)
会場:東京ビッグサイト 青海展示棟