AIsmiley Magazine

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業態業種別-AIの導入活用事例-

最終更新日:2019/11/8

売上の増減に直結?需要予測やダイナミックプライシングの最新システムを知ろう


売上の増減に直結?需要予測やダイナミックプライシングの最新システムを知ろう|AI・人工知能製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるメディア

需要予測とは、ある商品の売上量を短期的もしくは長期的に予想することをいいます。製造する量や発注量は、この需要予測に従って決めていきます。ただし、モノが売れるにはさまざまな要因が絡み合うため、予想するのは簡単ではありませんでした。昨今はこうした課題を解決すべく、これまで担当者が積み重ねた経験や勘に頼りがちだった需要予測をAI・人工知能で自動化するシステムが登場し、精度を高めています。今回は需要予測やダイナミックプライシングの事例をまとめました。

■ベイシア、セール期間中の「発注しすぎ」を防ぐ需要予測システムに刷新

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群馬県前橋市に本部を置くスーパーのベイシアは、このほど商品の発注量を自動で決める需要予測システムを刷新しました。

同社では、8年前から需要予測システムを導入しています。ただ、従来のシステムだとセール期間など商品が通常より多く売れる期間に、システムの指示通りに発注すると在庫が過剰になるという問題があり、発注担当者が手動で設定しなおす必要がありました。

このほど導入された新需要予測システムでは、この通常より多く売れる期間でも発注量をコントロールできるよう、システムをアップグレード。商品の売れた数量だけでなく、価格も注目することで、セール中の過剰な発注を防げるようになったといいます。

先行導入した2店舗ではすでに、在庫量を数パーセント削減する効果があったといい、同社では全店舗への導入を推進しています。

(参照:日本経済新聞 ベイシア、需要予測システム刷新 セール時の売れ方反映 )

 

■大阪のUSJでは需要予測に応じて価格を決めるダイナミックプライシング

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また、需要予測システムは在庫や発注量だけでなく、価格のコントロールにも活用されるようになっています。

昨今、需要によって商品の価格を変動する「ダイナミックプライシング(価格変動制)」と呼ばれる販売手法が、スポーツやイベント業界などで普及しつつあります。

航空券やホテルなどでは、年末年始やGW、夏休みなどのピークシーズンと、その他の時期で価格が異なるというのは良くあることです。この仕組みを入園チケットにも応用しているのが、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンです。

従来、USJの1日券「スタジオ・パス」は時期に関わらず一律7,900円でしたが、1月10日の入園分より、入場者の多い時期はチケット価格が上昇し、閑散期は安くなるというダイナミックプライシングを取り入れました。価格は7,400~8,900円と、最大で1,500円の開きがあります。

ダイナミックプライシングを取り入れることで入場者を分散させ、混雑や待ち時間を緩和し、来場者の満足度を高める狙いがあります。

(参照:産経新聞 需要をAI予測し価格変更 テーマパークやJリーグ、広がる「変動制」 )

 

また、Jリーグなどプロスポーツの世界でも、AIを用いた需要予測システムに基づき、ダイナミックプライシングを取り入れる動きが出ています。

席にこだわりがある観客は早々にお気に入りのポジションを購入する、そうでない場合は価格が下がるぎりぎりまで待つ、というように、観客は席種を優先するか価格を優先するかを選ぶことができます。一方、興行側は座席価格が下がっても販売数量を拡大することで、損失をカバーすることができるわけです。また、「適正価格」を主催者側が決定することで、人気のチケットを大量に買い占める転売サイト対策につながるというメリットもあります。横浜F・マリノスは、このダイナミックプライシングの導入により、チケットの売上が1割増となっています。

(参照:日本経済新聞 チケット価格、AI活用し日替わりに 横浜F・マリノス)

 

■売上に直結する需要予測システムの検討を

このように需要予測やダイナミックプライシングは、製造量や発注量のコントロールから「適正価格」の決定まで、幅広く活用されるようになっています。過剰在庫や値決めに課題を感じている場合は、売上に直結する需要予測システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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