AIsmiley Magazine

AIsmiley編集部によるAI・人工知能サービスの導入事例や活用事例などの情報を記事にしてお届けします

AI・人工知能サービス

最終更新日:2020/6/10

有名RPAツールの市場シェアはどれくらい?人気ナンバーワンのツールはどれ?

  • 業種・業態
  • 編集部記事

有名RPAツールの市場シェア|AI・人工知能製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるメディアはどれくらい?人気ナンバーワンのツールはどれ?

業務効率化の掛け声のもと、生産性を向上するための切り札として、RPAツールへの注目が高まっています。一方で、人気製品だけに製品が乱立気味なのも事実です。初めてRPAツールを導入しようという方の中には、選択肢が多すぎて困惑している方もいるかもしれません。今回は、多くの企業の支持を集める人気のRPAツールはどれなのか、その実態をまとめました。

 

■RPAツールを導入することで得られるメリット

高い市場シェアを誇るRPAツールについて見ていく前に、まずはRPAツールを導入することで得られるメリットについて詳しく理解していきましょう。RPAツールを導入することで得られる主なメリットとしては、以下の4点が挙げられます。

・人件費を削減できる

近年は少子高齢化に伴い人材不足が深刻化しているため、人件費を削減できるという点は最大のメリットといえるかもしれません。RPAツールを導入すれば、これまで人が行っていた作業を代行させることができるようになります。ロボットによる自動化にもコストは発生しますが、人件費と比べれば遥かに安く、既存の30%から10%近くまで削減することが可能とされているのです。企業が抱えている問題にもよりますが、極めて大きなメリットであることは間違いないでしょう。

 

・ミスを防ぎ、生産性を高められる

RPAツールは決められたルールに従って正確に作業していくため、人間による作業でありがちなミスを防止することができます。人の手で業務を行うと、集中力の低下や体調の変化などが原因となり、ミスが発生してしまうケースも少なくありません。その点、RPAツールであれば人為的なミスを防ぐことが可能になります。また、作業ミスは生産性にも影響を与えるため、長期的な業績という点でも大きなメリットがあるといえるでしょう。

 

・24時間365日稼働できる

人間の場合、疲労が溜まってしまうため長時間労働は行えません。特に近年は働き方改革が進んでいるため、残業で生産性を高めるという選択肢も現実的ではないでしょう。その点、RPAツールは人間と違って疲労することがありません。そのため、業務スピードを向上させ、スケジュールを大幅に短縮させることができるのです。

これまで社員の残業を減らすことができていなかった企業であれば、RPAツールによって残業を減らすきっかけを作り出すこともできるでしょう。

 

・人間にしかできない作業に集中して取り組める

業務の中には、ロボットに任せられる作業と、人間にしかできない作業が存在します。ロボットに任せられる作業まで人間が行っていると、人間にしかできない作業の効率を高められず、生産性の低下させてしまいかねません。

その点、RPAツールを活用すれば、人間は「人間にしかできない作業」だけに集中できるようになるため、より生産性を高めながら、新たな事業戦略を生み出していくことも可能になるのです。そのため、RPAツールの活用がきっかけとなり、新規事業に踏み出すチャンスが訪れる可能性もあるかもしれません。

これらのメリットを踏まえた上で、ここからは高い市場シェアを誇るRPAツールの特徴やメリットを詳しくみていきましょう。

 

■RPAトライアル段階の企業には市場シェアNo. 1の「WinActor」が人気

RPAトライアル段階の企業にはNTTデータの「WinActor」が人気|AI・人工知能製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるメディア

 

実際のところ、RPAツールの市場シェアは確固たるデータが発表されているわけではありません。
ただ、2018年にRPA総合プラットフォームを運営する「RPA BANK」とアビームコンサルティングが720社を対象に実施したRPA市場の動向実態の調査結果によると、 トライアル段階ではNTTデータの「WinActor」を導入している企業が多いようです。

WinActorは市場シェアナンバーワンをうたうRPAツールで、NTTグループで研究・利用を続けた技術とノウハウが詰まったツールという点を強調しています。 NTTグループの知名度と純国産のRPAツールという安心感にも裏打ちされ、さまざまな業種の1800社が導入しています。(2018年12月時点) 業種別の導入実績では、サービス・インフラ系、メーカー、IT系が多くを占めているようです。

WinActor は、Windows端末から操作可能なあらゆるソフトウエアに対応しているうえ、国産ソフトなので完全日本語対応が可能です。また、操作性が高く、プログラミングの知識も必要ありません。NTTデータ・パートナー企業による手厚いサポートや、PC1台にインストールするだけでも始められるというスモールスタートでも導入しやすい料金体系も魅力です。

このWinActorを活用した業務自動化では、まず「シナリオ自動記録」を行っていきます。WinActorをPCに導入すれば、通常通り業務を実施するだけで操作が自動録画されてシナリオも自動で作成してくれるため、特に難しい操作は必要ありません。

次に、「シナリオ編集」を行います。もちろん、生成されたシナリオをそのまま実行することも可能ですが、動作条件を編集することで、さまざまな場面で活用できるシナリオに仕上げることが可能です。このシナリオ編集に関しても、専用のエディタを利用したGUI操作で行いますので、比較的簡単に行うことができるでしょう。

そして、「シナリオ実行」へと移っていくわけですが、ここではWinActorが自動で業務操作を行ってくれるため、一切手をつける必要がありません。

こういった操作性の高さからも、RPAツール市場の中でWinActorが高く評価されており、多くの企業にも導入されている理由がお分かりいただけるのではないでしょうか。

(参照:マイナビニュース 720社が回答、導入したRPAツール第1位は?)
(参照:WinActorオフィシャルサイト RPAツール『WinActor®』)

 

■大企業・中堅企業の本格導入なら国内シェアNo. 1RPAサービス「BizRobo!」が人気

大企業・中堅企業の本格RPA導入なら「BizRobo!」が人気|AI・人工知能製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるメディア

 

上記の調査では、従業員数300人以上の大企業や中堅企業が本格的にRPAツールを導入しようとした場合、WinActorでは機能が物足りなくなると「BizRobo!」を採用する割合が高くなるという実態も明らかになっています。

RPAテクノロジーズのBizRobo!は、1万ロボットの開発・運用実績とノウハウの積み重ねによって誕生したRPAツールで、 こちらも国内ナンバーワンをうたっています。10業界20業種40社とパートナー連携し、業界・業務に合った活用方法を提案できるのが強みです。すでに、国内1,000社以上の現場で活用されています。

2018年11月からは、クライアント型RPAでスモールスタートに適した「BizRobo! mini」の提供も開始され、ますます使い勝手がよくなっています。

「BizRobo! mini」の大きな特徴としては、やはり低コストで導入できるという点が挙げられるでしょう。ベーシックなタイプの「BizRobo! Basic」では複数台でロボットの操作を行っていくことができますが、「BizRobo! mini」はロボットの同時実行が1台に制限されているため、コストも低く設定されているのです。そのため、複数のPCでロボットの操作を行いたい場合には向きませんが、RPAツールのスモールスタートを検討している場合であれば最適なプランと言えるでしょう。

もちろん、「BizRobo! mini」を導入した後に「BizRobo! Basic」などでスケール展開していくことも可能であるため、将来的な規模拡大を想定している場合でも気軽に導入することができます。

(参照:RPA Technologies What’s BizRobo!)

 

■世界市場シェアNo. 1!Googleでの検索数が最も多い「UiPath」

Googleの検索数においては、上記2つのRPAツールを抑えて「UiPath」が1位となっており、こちらも多くの注目を集める存在であるといえるでしょう。UiPathは、2017年に日本法人が設立され、ここ数年で国内企業での採用が急増しているRPAツールです。

国内のユーザー数はこれから増加していくことが予想されますが、すでに世界ではユーザー数が40万を超えており、Forbes Cloud 100においては3位という評価を得ています。そのため、今後日本においてもシェアNo.1を獲得する日は決して遠くないかもしれません。

また、トヨタ自動車株式会社やSMBCグループといった日本を代表する企業がUiPathを導入しているという点も、注目すべきポイントでしょう。

SMBCグループは、2017年4月からUiPathを導入し、RPAツールによる業務効率化を行っています。効果も数字に現れており、UiPathの導入から2年で1,000人分、現在は1,450人分の業務を代替することに成功しているのです。

こういった日本を代表する企業の導入事例が増えていくことにより、今後さらにUiPathのシェアが増していく可能性も十分にあるでしょう。

そんなUiPathの特徴は、専門的な知識を備えていない人でも扱いやすいという点にあります。直感的な操作が可能な「UiPath Studio」を使用することで、RPAツールが初めての方でもアプリ操作やデータ入力といった作業の自動化を図ることができます。

また、「UiPath Orchestrator」という管理ツールを活用すれば、社内でのロボット処理を一元管理することも可能です。

そして、スモールスタートで使用開始できるという点も、UiPathの特徴の一つです。1台から導入可能なので、コストをかけることができない企業でも手軽に導入することができます。

もちろん、業務の拡大に伴って利用規模も拡大させていくことが可能です。台数に応じたライセンス契約が可能になっているため、「現在は小規模だが、将来的には大規模な利用を検討している」という企業にも適したRPAツールといえるでしょう。

 

■他にも注目すべきRPAツールはたくさん!

RPAツール市場において特に多くのシェアを獲得しているのは上記でご紹介した2つのツールですが、それ以外にも魅力的なRPAツールは数多く存在します。ここからはいくつか代表的なRPAツールをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

・提案機能を備えたRPAツール「NaU DSP」

一般的なRPAツールの場合、人間があらかじめ設定を行い、その設定にしたがって業務を反復するわけですが、この「NaU DSP」というRPAツールには「前進判断」「後進判断」「提案型判断」という3種類の判断機能が備わっています。そのため、従来のRPAツールでは難しい「高精度な提案」をRPAツールに行わせることができるのです。
その一例としては、観光客一人ひとりの「好み」「予定時間」などを考慮した上で観光ルートを複数提案したり、建物の利用状況を考慮した上でエアコンの最適な運転計画を提案したりすることが可能になります。

・1,000台のロボットを一元管理できる「blue prism」

blue prismは、BizRobo!やUiPathと比較するとシェアが多くないRPAツールですが、イギリスの老舗RPAベンダーが提供しているツールであり、高い知名度を誇っています。そんなblue prismの大きな特徴としては、1,000台のロボットを一元管理できるほどの大規模なサーバが用意されていることでしょう。そのため、複数のロボットを一元管理したいと考えている企業にとっては大きなメリットがあるツールといえます。

・ソフトバンクが提供するRPAツール「SynchRoid」

SynchRoidは、ソフトバンクが提供しているRPAツールです。ツールがリリースされる前にソフトバンク社内で試験的に導入され、実際に効果が実証されたことでも知られています。そんなSynchRoidの大きな特徴としては、ソフトバンク社が提携しているサービスとの互換性が強いことが挙げられるでしょう。そのため、ソフトバンク社のサービスを活用している企業などにはおすすめのツールといえます。また、e-learningやスキルトレーニングも提供しているため、RPAツールに関する知識が少ない場合でも問題なく活用することができるようになるでしょう。

・難しい操作が必要ないRPAツール「ipaS」

ipaSは、マウスもしくはキーボードの操作のみで使用することができるRPAツールです。そのため、難しい操作が求められるRPAツールに対して不安を感じている人にはぴったりのツールといえるでしょう。また、社内に専門知識を持つ担当者が存在しない企業などにもおすすめのツールといえます。

 

■RPAツールを検討する際の選定基準は?

RPAツールを検討する際の選定基準は|AI・人工知能製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるメディア

RPAツールを検討する際に着目しておきたいのは、「コスト」「導入規模」「業務範囲」「セキュリティー」といった面です。

新しいツールを導入する際にネックになりがちなのは、コスト面でしょう。その点、RPAツールは昨今クラウド型での提供が普及しており、比較的安価な料金体系で導入できるようになっています。また、中には無料で活用できるものもあります。

導入規模で言うなら、1台のデスクトップパソコンから導入できるオンプレミス型やクラウド型、集中管理が可能なサーバ型といった選択肢があります。また、業務内容が特殊だったり広範囲にわたったりする場合、カスタマイズをしたい場合などは、サーバ型を選ぶことになるかもしれませんが、開発工数や費用が跳ね上がることも念頭におく必要があるでしょう。

こういった点を踏まえた上で、自社にとって最適なものを選択していくことが大切です。現在は数多くのRPAツールが存在しているため、上記のようなポイントを踏まえてしっかりと比較検討しなければ、「せっかくRPAを導入したのに業務効率化につなげられていない」といった事態を招く可能性も否めません。

また、どれだけ優秀な機能を備えているRPAツールでも、そのツールをしっかりと使いこなせる人材がいなければ宝の持ち腐れとなってしまうでしょう。したがって、RPAを導入する業務に携わる担当者とのコミュニケーションなども大切にしなければなりません。

 

■RPA本格導入にはサーバ型、しかし費用がネック

全社的にRPAツールで業務改革する、もしくは高セキュリティーが要求される業務で活用するといったフェーズになると、デスクトップ型からサーバ型への移行を検討するようになるでしょう。サーバ型は集中管理ができるメリットがある一方で、両者の価格差は2~3倍では留まらないケースもあります。今後は、サーバ型でセキュリティーや統制を強化しつつ、安価なサービスの登場が待たれています。

とはいえ、コスト面で理想的なRPAツールであっても、機能面が自社の求めるものとは異なるようでは意味がありません。あくまでも「業務効率化」を最優先とした上で、自社の規模に適した費用のツールを選定していくことが大切になるわけです。

「コスト」「導入規模」「業務範囲」「セキュリティー」といった要素を複合的に判断し、自社の業務効率化を行う上で最適な機能を備えたツールを選択していくことをおすすめします。また、最近では無料トライアルが設けられているRPAツールも存在するため、それらを一度利用し、業務効率化につなげられるかどうかを判断してみるのもひとつの手段といえるでしょう。

 

RPAのサービス比較と企業一覧を見る

 

pid=5518

このAI記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter でAIポータルメディアAIsmileyを
この記事で紹介されたAIサービスを無料で資料請求