AIsmiley Magazine

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業態業種別-AIの導入活用事例-

最終更新日:2019/11/8

AIによる需要予測や出店判断、小売業で採用進む


AIによる需要予測や出店判断、小売業で採用進む|AI・人工知能製品・サービス・プロダクト・ソリューションの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるメディア

労働集約型産業だった小売業でも、労働力不足からAI・人工知能を導入し、生産性や業務効率を高める動きが出ています。

小売業でAIが活躍しているのは、需要予測や出店判断など事業戦略策定の分野です。

今回は、コンビニや大型スーパーにおける AIの導入事例・活用事例をまとめました。

■イトーヨーカ堂、19年より全店でAI需要予測自動発注システムを導入へ

イトーヨーカ堂、19年より全店でAI需要予測自動発注システムを導入へ|AI・人工知能製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるメディア

小売り大手セブン&iホールディングスの一角、大型スーパーのイトーヨーカ堂では、2019年より全店舗でAIの需要予測にもとづく発注を開始します。

生鮮品を除き、食品と肌着などの衣料品、日用雑貨など5万点の販売データをもとにAIが売れ行きを予測し、最適な発注数量を提案するそうです。

まずは都内の1店舗で、NECや野村総研など4社のAIを導入し、精度の比較検証を進めていくといいます。

大手スーパーでは、すでに自動発注機能は取り入れられていましたが、従来のシステムでは「在庫の補充」という意味合いが強く、過去の販売データや天候、チラシ掲載の有無などの複合的なデータをもとに需要を予測するまでには至っていませんでした。

その点、AIによる需要予測と発注数の計算を取り入れることで、1人あたり40分程度かかるという発注作業の時間を短縮し、その分を接客や売り場づくりに振り向けるとしています。

(参照:日本経済新聞「AIで需要予測や出店判断 小売りで導入広がる 」

 

■コンビニの省人型店舗でもAIによる需要予測を提案

コンビニの省人型店舗でもAIによる需要予測を提案|AI・人工知能製品・サービス・ソリューション・プロダクトの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるメディア

NECは、同じくセブン&iホールディングスの一角であるセブン-イレブン向けに、AIによる需要予測を活用した自動発注システムを提案しています。

東京都港区三田にある「セブン-イレブン三田国際ビル店20F店」は、同社初の省人型店舗です。

省人型店舗では店舗業務の削減も目的のひとつとなっており、自動発注の導入で発注作業の軽減を狙っています。

コンビニエンスストアの発注作業は複雑で、イベント、気温、天候、過去の販売データ、競合商品、キャンペーン、曜日などさまざまな情報をもとに需要を予測するなど、経験がモノをいう部分が数多くありました。

その点、NECが提案するシステムでは、AIが発見した「法則」を人間に理解できるように説明し、単品ごとの具体的な発注量もAIが指示するのです。

また、おにぎりなどの商品は配送までのリードタイムや納品ロット、販売時間帯別の数量なども考慮します。

従業員が使用する端末には、チャートや図などを使った視覚的にわかりやすい画面で、販売に影響する要素を表示し、どの項目がどのくらい発注数量に影響を及ぼすのか一目でわかるようになっており、経験が少ない人にも使いやすい操作性を実現しています。

テスト導入したイトーヨーカ堂では、発注時間の35%削減、欠品率の27%改善を実現しました。

(参照:流通ニュース「NEC/発見したルールを説明できるAIで「発注支援」セブンに提案」

 

■NEC、コンビニの「まるごとAI集中管理システム」を新興国へ

NEC、コンビニの「まるごとAI集中管理システム」を新興国へ|AI・人工知能製品・サービス・ソリューション・プロダクトの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるメディア

NECは、日本のコンビニ業界向けに開発したAIによる需要予測システムをアジアの新興国向けにも販売する計画です。

照準を合わせるのは、タイのバンコクやインドネシア・ジャカルタなどの小型小売店舗。

こうした国々では、中間層の所得が伸びて生活スタイルが変化したことから、日本と同様にコンビニ店舗が増加しています。

一方で、人件費も高騰しており、需要が拡大した分の人員確保に苦労しているそうです。

そうした国々向けに、商品の需要予測システムや365日・24時間体制での遠隔管理システム、発注システムのほか販売管理システム(POS)、店舗什器などを一括して納入。

店舗経営をまるごとAIで集中管理する仕組みを売り込むといいます。

同社はすでに、台湾のセブン―イレブン向けに店舗什器を納入しています。

小売業はネット通販との競合も激しく、生産性の向上が求められる分野です。

AIによる需要予測をはじめ、今後さまざまな面でITとの融合が求められていくでしょう。

(参照:ニュースイッチ「コンビニ向けのAIシステムを新興国に売り込むNECの勝算」

 

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