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イオンや花王、日立物流ら5社がAI自動運転フォークリフトでSCM検証

最終更新日:2024/03/11

大和ハウスとイオン、花王、日立物流、豊田自動織機の5社は、物流施設でのAIを搭載した自動運転フォークリフト等を活用し、トラック運行と連携させることで、荷役効率化・物流効率化・省エネ化に取り組みます。

このAIニュースのポイント

  • イオンや花王、日立物流ら5社がAI自動運転フォークリフトでSCMを検証
  • 「入荷」と「出荷」の自動化や事業者間でデータ連携を強化する
  • 発着荷主間でのトラックの待ち時間短縮による効率化、エネルギー削減も目指す

大和ハウス工業株式会社とイオングローバルSCM株式会社、花王株式会社、株式会社日立物流、株式会社豊田自動織機の5社は、経済産業省資源エネルギー庁公募事業である令和3年度「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業」において、物流施設でのAIを搭載した自動運転フォークリフト等を活用し、トラック運行と連携させることで、荷役効率化・物流効率化・省エネ化に取り組む共同事業の提案が採択され、2021年9月16日に交付決定されました。

 

 

運輸部門の実際に消費された最終エネルギー消費量は産業部門に次いで多いため、サプライチェーン全体の輸送の効率化を進めることにより、省エネ化を図ることが重要となっています。現在、物流業界でのトラックドライバーやフォークリフト運転者等の労働力不足が課題となっており、物流施設内での省人化と発着荷主間で連携した輸送の効率化が必要となっています。

また、物流施設間の輸配送においては、物流施設の「入荷」と「出荷」のタイミングにトラック運行を連携させることで待機時間の削減等のさらなる効率化が求められています。一方、物流施設内の業務においては、荷物のピッキングや無人搬送車(AGV)等、一部の自動化は進んでいるものの、物流施設の「入荷」と「出荷」においては作業が複雑なため、未だに大半が人手作業で行われています。

 

 

5社は、サプライチェーンの結節点であるトラックの積卸しを自動化するために、AIを搭載した自動運転フォークリフトの実用化を目指すとともに、荷主間の計画的かつ効率的なトラック運行を実現することで、サプライチェーン全体の効率化・省エネ化に取り組む実証事業を2021年9月より行います。

 

 

事業期間は2024年3月までの複数年度で計画され、今年度までは核となるトラックの積卸しの自動化技術の確立を目指して活動。来年度には、共通システムとの連携・積卸しにおけるスワップボディコンテナの有効活用、AIを搭載した自動運転フォークリフトの前後の工程にパレタイジングロボットを活用し自動化の範囲を広げることで、さらなる効率化を図ります。令和5年度には、AIを搭載した自動運転フォークリフトを活用した効率化、省エネ技術が広く普及するよう実証や検討を進めます。

スワップボディコンテナ:車体と荷台が分離でき、分離中に荷役作業の実施が可能な車両
パレタイジングロボット:荷積み(パレタイズ)や荷卸し(デパレタイズ)の作業を行うロボット

 

出典:PR TIMES
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AIsmiley編集部

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