AIsmiley Magazine

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フェンシング金メダリストの見延選手、オリジナルアロマをAIを使って開発


男子エペ団体で金メダルを獲得したフェンシングエペ日本代表の見延和靖選手はSCENTMATIC株式会社と共に、香りを言語化するAI「KAORIUM」を用いて、試合に向けて、見延選手が最大限リラックスできる状態づくりをサポートするオリジナルアロマブレンドを開発しました。

オリジナルアロマブレンドの開発を終えたSCENTMATICの「Chief Sports Officer」である見延選手に、取り組みについてや完成した香りへの感想を伺いました。

■見延和靖

 

NEXUS FENCING CLUB所属。高校時代に父親の勧めでフェンシングを始める。
当初はフルーレ、エペを両立していたが、大学入学後エペに専念。主要学生大会での優勝に加え、広州アジア大会団体戦で銅メダルを獲得。NEXUS株式会社入社後は、五輪出場を目指し、イタリアへ単身武者修行も実行。
力をつけ、日本男子エペ個人では初のワールドカップ優勝を成し遂げる。’16年のリオ五輪では悲願の個人戦出場、6位入賞を果たした。その後も輝かしい記録を打ち立て、2018-19シーズンでは、ワールドカップ1勝、グランプリ2勝し、世界ランキング1位で、日本フェンシング界史上初の年間王者に輝き、2020年よりJOCシンボルアスリートにも選出。
名実ともに日本のトップフェンサーとして東京2020オリンピックでの金メダル獲得を目指す。

 

■「試合前の空間づくり」としてコンディショニングの整え方

 

アスリートは極限まで身体能力や自分を突き詰めて、限界を超えていくのが職業なので、五感をどれくらい研ぎ澄ませるかというところが重要です。年間たくさんの試合があり、海外のホテルを拠点に気候や環境が変わる中で、同じパフォーマンスを発揮しなくてはいけない。コンディションを整えるのに、空間づくりが大切で特に香りは重要です。ホテルではまず部屋を換気し、自宅で使用しているものと同じ香りにします。海外遠征でも日本で使っている同じ洗剤を持っていきます。それにより、試合前日の心の整え方や、寝つき方も変わります。香りは、リラックスするために非常に大事です。

 

■これまでの「香り」選びの課題

 

これまでも自分に合う香りの要素を探していましたが、しっくりくるものにはまだ出会えていませんでした。雑貨屋さんに行って片っ端から一つひとつ香りを嗅いでいって、気に入ったものもありましたけれど、どこか100%ぴったりくる香りに出会えたことはなかったです。

 

■KAORIUMによって引き出された自分だけの「香りの軸」

 

「みずみずしい香り」といっても、人それぞれ感じ方や経験があって、自分の記憶をみなさんに共有して香りを探っていくというのが難しいと思っていました。膨大な言語が詰まったKAORIUMを活用していくことで、自分が思っている感覚と言葉と香りを一致させていくことができました。最初は「華やかさ」が欲しいというイメージがあったのですが、感覚のズレがありました。素敵だなと思った「パチュリー」という香りから、「雅やかな」香りという言葉を知り、自分の求めている香りに近づき、まとまるという感覚になりました。

正直、ここまでしっくりくるものに出会えるとは思わなかった。改めて家にあるものの香りの要素を見てみると、その香りと似ているものが入っていました。自分はこういう香りが好きだなという明確な軸に気づけたことは大きいです。

 

■オリジナルアロマブレンドの開発を終えて

 

試合に向けた適度な緊張感を持ったリラックスできる香りづくりというテーマがあったので、ただリラックスをするだけではなく、そのなかに程よい緊張感もあるような香りが欲しいと思っていました。いい香りで安らぐところはあるけれど、時々高揚するような高まりも入ってくるような。

今回、ここまで自分の理想の香りが出来上がるとは想像していませんでした。みんなに自慢したいくらいの自分にとってお気に入りとなるような香りに仕上がりました。試合中に滞在するホテルは、この香りで満たしたいと思います。

 

フェンシングは、瞬時の状況判断や繊細な感覚が要求される競技。見延選手はメンタリティやコンディションを整えるため、ご自宅や遠征先の空間で、数多くの香りを試してきましたが、本当にぴったりくる香りにはまだ出会えていなかったそうです。

東京オリンピックで金メダルを獲得した裏側にはKAORIUMのオリジナルアロマブレンドの支えがあったのかもしれません。

 

出典:PR TIMES

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