AIsmiley Magazine

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新光ゴム工業がAI外観検査システム「DEEPS」を導入


自動車に関連する製品を中心に製造している新光ゴム工業は、AI外観検査システム「DEEPS」を導入しました。入社直後の新人でもベテラン検査員でも、同じ品質レベル・検査スピードを実現しました。

このAIニュースのポイント

  • 新光ゴム工業は、AI外観検査システム「DEEPS」を導入
  • 2015年から外観検査の専用機を3機種導入していたが、「DEEPS」はあらゆる部品に転用が効く
  • 入社直後の新人でもベテラン検査員でも、同じ品質レベル・検査スピードを実現

株式会社パトスロゴスが提供するAI外観検査システム「DEEPS」が、新光ゴム工業株式会社に導入されました。

新光ゴム工業は、昭和26年創業のゴム・樹脂製品メーカー。防振ゴム、スプリングゴム、クッションゴム、ブーツ、精密ゴムなど自動車に関連する製品を中心に製造しています。

同社は製品数を増やしながらも高い品質水準を保つことを目的に2020年からパトスロゴスのAI検査システム「DEEPS」を導入し、本格稼働後は入社直後の新人でもベテラン検査員でも、同じ品質レベル・検査スピードの実現に力を注いでいます。

 

 

「DEEPS」を導入したきっかけと効果、今後の期待について新光ゴム工業伊藤貴紀氏は次のように語りました。

検査員の目による外観検査には、人員の高齢化や精度が健康状態に左右されるといった課題が付き物です。AIを使ったシステムなら検査結果のバラつきもなく、検査スピードも一定だということで、弊社の林社長が自ら外観検査システムを調査し、「DEEPS」の導入を決定しました。

弊社では2015年から外観検査の専用機を3機種導入していたが、いずれも専用機のため、対象製品の生産が終了すると他に転用がきかないという課題がありました。これからの10年、20年を見越して、変化していく製品に対応できるものをと考えると、「DEEPS」はあらゆる部品に転用が効くというメリットがあります。新しく製品が変わるたびに対応できると期待しています。

弊社では自動車のクッションゴムのラインに導入しています。片面は人の目で、片面は「DEEPS」でチェックしている。「DEEPS」の導入テストには、2種類の部品を候補として用意しました。

部品Aは比較的簡単に検査できますが、部品Bはやや難易度が高く、検査システムには判別できないかもしれないと予想していました。結局、テストは部品Bで行ったが、目視でも難しいとされる部分もクリアし、「ここまで検出できるのか」と驚きました。設定段階で細かく指定すれば、あらゆる傷や欠陥が検知できると感じました。

また、部品は黒色で、緑色や青色の混入物がしばしば検出されますが、一般的にカメラがこれを判別するのは難しいとされていました。しかし、AIへの学習を重ね、検知することができました。

導入設定は1品種までという原則でしたが、弊社の申し出でもう1品種追加することになりました。追加分についてはサポート適用外ということで、自分たちだけで設定をしていかねばなりませんが、不具合が発生したときはパトスロゴスのスタッフにリモートで操作を見せてもらったり電話でアドバイスをもらったりして、とても助かっています。

「DEEPS」の導入によって、今後はベテランでも経験値の浅い新人でもほぼ同じ品質レベル・検査スピードが保てることになりました。人員については、試算では検査員を3名削減できるほか、研修期間も短縮できると見込んでいます。

新しく製品を生産する度に検査員の教育をするのはコストがかかります。製造業においても、今話題のDX、つまりビジネスを支えるITが必要になってきていると感じています。現在登録している部品は2品種だが、ゆくゆくは10品種ほどまで展開したいです。

 

出典:PR TIMES

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