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AI・人工知能サービス

2020/11/20

AI・人工知能と会話できるアプリの特徴とメリット

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AI・人工知能と会話できるアプリの特徴とメリット|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

AI技術の発展に伴い、AI・人工知能のコミュニケーション能力も日々向上しています。これまでは会話のキャッチボールに違和感があるものも多かったのですが、最近ではスムーズなやり取りが可能になりつつあるのです。

では、なぜAIとのコミュニケーションは少しずつスムーズになってきているのでしょうか。今回は、日々コミュニケーションスキルを高めているAIの仕組みについて詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

■会話に特化したAI・人工知能とは?

■会話に特化したAI・人工知能とは?|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

AIには、「汎用型AI」と「特化型AI」という2つの種類が存在します。汎用型AIというのは、人間と同じ感情や思考を持っている人工知能のことです。一方の特化型AIは、特定の作業のみに特化した人工知能のことを指します。

特化型AIの代表例としては、自動運転技術や画像認識、囲碁・将棋・チェスなど、ひとつの機能のみに力を発揮するものが挙げられ、これらは別の作業を行うことができません。ただし、人間と同等もしくはそれ以上のパフォーマンスを発揮することができるため、さまざまな分野で活用されているのです。

今回のテーマである「会話に特化したAI」も、まさに特化型AIのひとつであり、その代表例としては「チャットボット」が挙げられます。チャットボットとは、テキストや音声を用いて自動で会話ができるプログラムのことです。最近では企業のホームページに設置されているケースも多いため、利用したことがあるという方も多いのではないでしょうか。

また、テキストだけでなく、音声でも会話特化型のAIを使うことができます。iPhoneに搭載されている「Siri」やAmazonのAIアシスタント「Alexa」などがその代表例として挙げられるでしょう。そして、話し手の言葉を認識するために用いられているのが「音声認識」と「自然言語処理」という2つの技術なのです。

 

■人間との会話を可能にするAI・人工知能の仕組み

■人間との会話を可能にするAI・人工知能の仕組み|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

AIが会話を行う際の流れとしては、まず人間が書いた文章、話した言葉を正しく理解することから始まります。そして、その言葉の意味・意図を正しく理解した上で、適切な返答を行っていくわけです。このプロセスを実現するためには、自然言語処理という技術が欠かせません。

自然言語処理とは、人間が話す言葉(自然言語)をコンピュータで処理する技術のことです。基本的に私たち人間は、明確な答えが決まっているプログラミングなどとは異なり、曖昧な表現を用いることが多々あります。ちょっとした文脈の違いで意味が大きく異なるというケースも決して珍しくありません。私たち人間が頻繁に用いる「曖昧な表現」を正しくコンピュータに理解させるための技術が自然言語処理であり、最近は少しずつ自然言語処理の技術レベルも高まっているのです。

そのため、人工知能の会話もより自然なものとなりつつあります。たとえば、ディープラーニングの技術が会話AIに使われていることも、自然言語処理技術が進歩する上で重要なポイントのひとつといえるでしょう。

ディープラーニングは、学習を重ねることによって自動で特徴を捉えることが可能になるため、会話のデータを大量に入力すれば自動的に賢くなり、会話も自然なものになっていく可能性を秘めています。しかし、現状の技術では人間の感情までを正確に分析することはできていません。そのため、人間とまったく同じレベルで言葉の意味、前後の文脈を理解し、コミュニケーションできるようになるまでには、まだ時間が必要といえるでしょう。

とはいえ、人間とのスムーズな会話を実現するうえで、ディープラーニングが重要な役割を担っているのも事実です。少子高齢化が加速する日本社会をサポートする存在として、コミュニケーション能力に長けたAIが活躍していくためにも、自然言語処理、ディープラーニングといった技術の発展に期待が寄せられているのです。

 

■「内容」や「表現」のある返答を生成できるAIチャットボット「りんな」

■「内容」や「表現」のある返答を生成できるAIチャットボット「りんな」|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

(参照:rinna株式会社|オフィシャルサイト)

ユニークな言葉遣いでコミュニケーションを取ることができるAIとして、AIチャットボット「りんな」に大きな注目が集まっているのをご存知でしょうか。これまでの「りんな」の会話エンジンによる返答は、簡単な挨拶や共感を示す言葉、リアクションといった程度のものでした。しかし、2020年6月から採用し始めた会話エンジン「コンテンツチャットモデル アルファ版」では、より具体性のある返答が可能になっています。

これまで、具体性を欠く返答が大半だった原因としては、「雑談を継続させる返答」を学習する上で必要となるデータの中に、内容が伴っていないものも含まれているケースが多かったことが挙げられるそうです。ただ、新たな「コンテンツチャットモデル」の採用によって、より具体的な内容の返答が可能になりました。

たとえば、ユーザーが「南国に遊びに行きたい」と入力すれば、AIが「東京のど真ん中で働いていると思い切ってどこか遠くに移住しちゃいたい」といった返事をするのです。これは、新たな「コンテンツチャットモデル」を採用したからこそ実現できた、リアリティのあるコミュニケーションの一部と言えるでしょう。

ちなみに、「りんな」にはディープラーニング技術が活用されているという点も注目すべきポイントのひとつです。「内容」や「表現」のある返答を生成するためには、与えられた文章の続きを作り出す技術が欠かせません。その技術を実現するために、「りんな」ではディープラーニングが活用されているのです。そのため、他のAIチャットボットよりも、人間が作成した文章に近い品質を実現することができています。

 

■会話できるAIの活用で、人々の生活をより豊かに

今回は、AI・人工知能と会話できるアプリ(サービス)の特徴やメリットについてご紹介しました。人間と同じレベルのコミュニケーションを取るには、まだまだ技術の発展が必要といえますが、少しずつ技術が発展していることも忘れてはなりません。将来的にAIとのコミュニケーションが自然に行われるようになる可能性も十分に考えられるでしょう。

AIとのコミュニケーションが一般的なものになれば、家族や友人には相談できない悩みを打ち明けたりすることも可能になるかもしれません。それは、メンタルヘルスの分野に大きな進歩をもたらすでしょう。もちろん、現在の会話AIでも簡単なコミュニケーションであれば十分に楽しむことができますので、ぜひこの機会にAIの技術と触れ合ってみてください。

 

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