AIsmiley Magazine

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業態業種別-AIの導入活用事例-

2020/10/30

介護福祉現場におけるAI・人工知能の活用事例

  • AIサービス
  • 編集部記事

介護福祉現場におけるAI・人工知能の活用事例|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

IT業界だけでなく、医療や工業など、さまざまな業界で活用され始めているAI・人工知能。近年は、介護福祉現場においてもAIが積極的に導入され始めているのをご存知でしょうか。介護福祉施設内の業務をサポートするAIはもちろんのこと、施設への送迎を効率化するAIサービスなども多くなってきているのです。

そこで今回は、介護福祉現場におけるAIの活用例を詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

■介護福祉施設の送迎をAIで効率化するサービス「DRIVEBOSS」

■介護福祉施設の送迎をAIで効率化するサービス「DRIVEBOSS」|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

(参照:業務車両管理システムDRIVEBOSS-ドライブボス | Panasonic)

パナソニックカーエレクトロニクス株式会社が開発した「DRIVEBOSS」というサービスは、AIを活用することによって介護福祉施設の送迎を効率化できるという特徴を持っています。その仕組みとしては、利用者ごとの状況に対応しながらAIが適切な送迎ルートと送迎計画の作成を行い、効率化を図るというもの。より効率的なルートをAIが導き出してくれるため、介護スタッフの負担軽減につなげることができるのです。

介護福祉施設の送迎では、乗車や降車にかかる時間を考慮した上で計画を立てる必要がありますし、直前の欠席連絡によるルート変更などにも柔軟に対応していかなければなりません。しかし、「DRIVEBOSS」を活用すれば、それらをすべてパソコンで管理できるようになるできるため、ミスの減少にもつなげられるわけです。

また、この「DRIVEBOSS」というサービスには、送迎業務の効率化を図る機能だけでなく、「事故抑制」を行うための機能も備わっています。事故抑制というのは、急加速や急ブレーキ、速度超過といった事故につながる恐れのある危険運転に対してカーナビでメッセージを伝えてくれるというものです。それに加え、一連の運転を記録し、安全運転評価してくれる機能も備わっているため、ドライバーの運転改善が期待できるでしょう。

これらの機能を活用することで安全運転できるようになれば、利用者はもちろんのことスタッフの安全確保にもつなげられるため、大きなメリットがあるといえるのではないでしょうか。

 

■モノの持ち運びを行う自律型ロボット「アイオロス・ロボット」

■モノの持ち運びを行う自律型ロボット「アイオロス・ロボット」|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

(参照:Our Robots | Aeolus)

アメリカのアイオロス・ロボティクス社が開発・提供している自律型ロボットの「アイオロス・ロボット」は、モノの持ち運びを得意としていることから、介護福祉分野での活躍が期待されています。また、人間に近い見た目をしており、二本のロボットアーム、頭がついた上半身のみのロボットで、知能や視覚、移動といった機能の実現にAI・人工知能が活用されているのです。

そんなアイオロス・ロボットが得意とする業務のひとつに、「モノの持ち運び」があります。周りの環境を認識し、学習した上で、二本のロボットアームを駆使して2kg程度までのモノを持ち運ぶことが可能です。この「モノの持ち運び」という作業は介護福祉において頻繁に発生するものなので、スタッフの負担を軽減できるという点で大きな魅力があるといえるのではないでしょうか。

なお、モノの持ち運び以外にも、高齢者の見守りや緊急時の対応を行う機能が数多く備わっているため、導入によって大幅な業務効率の改善が期待できます。少子高齢化に伴う人手不足が深刻化している現代において、このようなAIには大きな魅力があるといえるのではないでしょうか。

 

■介護福祉の人手不足を補う「AIさくらさん」

■介護福祉の人手不足を補う「AIさくらさん」|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

(参照:人工知能(AI)搭載キャラクター「さくら」による接客システム | AIさくらさん)

株式会社ティファナ・ドットコムが開発・提供している「AIさくらさん」という音声会話型接客システムも、介護福祉における人手不足を補う存在として注目を集めています。AIさくらさんは、介護福祉の分野に特化したシステムというわけではなく、社内ヘルプデスクやコールセンター、インバウンド接客といった業務を代行するシステムです。ただ、介護福祉業界では夜間業務も多いため、高齢者とのコミュニケーションを代行してもらえるという点で期待が寄せられているのです。

介護福祉施設では、夜間にトラブルが発生することが多々ありますが、その中にはAIでも解決できるレベルの問題も少なくありません。そういった、簡単に解決できる問題への対応がストレスの原因につながることも少なくないのです。

だからこそ、頻繁に発生する業務や質問をAIさくらさんに任せることで、スタッフの業務負担を軽減させることが可能になります。当然、業務負担が軽減されれば他の業務に力を注ぐことが可能になるため、より施設内の安全性を高めることにもつなげられるのです。

また、介護福祉施設においては高齢者とのコミュニケーションが多く発生しますが、AIさくらさんはクイズを出題したり、雑談をしたりすることもできるため、話し相手としての役割を果たすこともできます。さらに、カメラと連動し、目の前で倒れた人の状況を把握したり、表情を読み取ったりすることもできるため、緊急事態の察知をよりスムーズに行うこともできるのです。

人材不足や働き方改革によって、業務効率の改善が求められている現代において、一人ひとりの業務負担を軽減させられるという点は、大きな魅力といえるでしょう。

 

■介護福祉現場だけでなく自宅でも活躍するAIロボット「パルロ」

■介護福祉現場だけでなく自宅でも活躍するAIロボット「パルロ」|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

(参照:会話ロボット最先端! PALRO(パルロ)【公式】 富士ソフト)

富士ソフト株式会社が開発・提供しているAIロボット「パルロ」は、言葉を発するだけでなく身振り手振りを交えながらコミュニケーションをとることができます。そんなパルロの特徴としては、介護福祉現場だけでなく自宅で使用されることも想定している点が挙げられるでしょう。

クイズやゲーム、音楽、運動など、介護福祉施設でのレクリエーションとして最適な機能が多く備わっている一方で、人間のように自然な会話をすることができる特徴もあるため、自宅での使用にも最適なロボットといえるのです。

少子高齢化によって、今後はロボットのサポートを必要とする高齢者も増加することが予想されるため、このようなAIロボットはさらに増加していくかもしれません。

 

■AI・人工知能は介護福祉現場において欠かせない存在に

今回は、介護福祉現場におけるAI・人工知能の活用事例をご紹介しました。人手不足が深刻化しているこの業界において、「業務効率化」は大きな課題といえるでしょう。AIであれば、その業務効率化をサポートする役割を担えるわけですから、今後さらにAIが多くの介護福祉施設で重宝されるようになるのではないでしょうか。

現在もなお進歩を続けるAI技術がどのような形で介護福祉現場をサポートしていくのか、今後の動向にも注目が集まります。

 

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