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業態業種別-AIの導入活用事例-

最終更新日:2020/8/3

自動車業界におけるAIの活用事例

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自動車業界におけるAIの活用事例|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

AI・人工知能技術の発展に伴い、さまざまな業界でAIを導入する動きが加速しています。実際、AIはさまざまな業界に変革をもたらしており、その中でも自動車業界はAIの活用によって大きく変わり始めているのです。

では、具体的にAIを活用することで自動車にどのような変化が生まれるのでしょうか。今回は、自動車業界におけるAIの活用事例について詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

■自動車におけるAIの活用事例① 自動運転

■自動車におけるAIの活用事例① 自動運転|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

AIの活用によって実現できるようになった技術のひとつとしては、自動運転が挙げられるでしょう。自動運転とは、その名の通り「自身で操作を行うことなく自動車が勝手に走ってくれる技術」のことです。自動車に乗り込み、搭載されているAIに目的地を告げるだけで、自動車が勝手に出発してくれるので、人間がハンドル操作を行う必要はありません。

とはいえ、現時点ではまだ自動運転車が多く普及されているわけではないため、「自動運転車なんて不安で仕方ない」と思われる方も多いでしょう。確かに自動運転技術は決して完璧なものではなく、死亡事故を起こした事例も存在します。しかし、人間による運転と比べれば、はるかに安全なものになっているのです。

運転席に座った状態の人間の視野にはいくつかの死角が存在するため、その部分を確実に把握することはできません。もちろんドアミラーやバックミラーを使ってある程度の死角を解消することはできますが、それでも視認できない部分が多数あるのです。

では、完全には見えていない部分があるにも関わらず、なぜ大半の人は自動車を走らせることができているのでしょうか。それは、「その場所が死角になる前に『なにもないこと』を把握(記憶)しているから」に他なりません。つまり、若干ではあるものの、過去の情報を頼りに運転しているということです。

一方の自動運転車は、センサーによって自動車周辺の情報をリアルタイムに把握しながら走行します。自動車周辺に障害物が存在しないかどうか、いわばリアルタイムで目視しながら走行しているわけです。当然、記憶を頼りに運転する場合と目視しながら運転する場合では、後者の方が安全性は高くなります。

何より、人間は見ている方向以外の視覚情報を拾うことはできませんが、自動運転車はセンサーによって全方向の視覚情報を拾うことができるのです。こういった点を踏まえれば、言うまでもなく自動運転車のほうが高い安全性であることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

■自動車におけるAIの活用事例② タクシーの需要予測

■自動車におけるAIの活用事例② タクシーの需要予測|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

タクシー業界では、乗務効率を高めるためにAIを活用しています。たとえば、ソニーペイメントサービスとタクシー大手5社が提供しているシステムでは、時間帯や場所、天候などに応じて潜在客を割り出し、ドライバーの乗務効率を高めることが可能です。これは、AIを活用するからこそ実現できる技術に他なりません。

より具体的に需要を分析することも可能です。たとえば、「長距離利用を見込めるエリア」であったり「雨天時に乗客が集まりやすいスポット」であったりと条件を絞り込んで分析することもできるため、状況に適した乗務を行うことができるのです。

これまで、「乗客が集まりやすいスポット」などは、ドライバーの経験に基づいて予測されるものだったため、新人のドライバーなどはどうしても不利な傾向にありました。しかし、こういったシステムを活用することで、より簡単に需要予測を行えるようになるため、タクシー会社としても多くの利益を見込めるようになるわけです。

 

■自動車におけるAIの活用事例③ プレス工場での検査を効率化

■自動車におけるAIの活用事例③ プレス工場での検査を効率化|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

自動車製造においてもAIは多く活用されています。例えば自動車メーカーのアウディでは、AIを活用することで工場内の量産体制を整えているそうです。ここで活用されているのは機械学習で、プレス加工を行う際に発生する金属板の割れ目や傷などを自動で認識することができるというもの。

これまでは目視でチェックを行う必要があったため、手間がかかるだけでなく人件費も発生するため、決して効率的とはいえませんでした。しかし、AIを活用することで、人件費の削減はもちろんのこと、より性格かつスピーディーにチェックを行えるようになったのです。そのため、今後はより多くの業務にAIが導入される予定だといいます。

また、近年は自動車がより複雑で自由なデザインになってきており、必然的に求められる品質基準も高まりつつあるそうです。そのため、アウディではプレス工場において加工された部品すべてをその場で検査するようにしています。

当然、その場ですべての部品を検査するためには手間がかかるわけですが、機械学習を活用することによって、それらの業務を大幅に効率化することができるようになったそうです。

 

■AIを活用することで自動車はさらなる進化を遂げる

今回は、自動車におけるAIの活用事例についてご紹介しました。さまざまな部分でAIが活用されているということがお分かりいただけたのではないでしょうか。特に自動運転に関しては、法整備も少しずつ進められており、自動運転が日常生活に溶け込んでいくのは決して遠い未来ではないかもしれません。

実際、ジュネーブ道路交通法やウィーン道路交通条約では、「車両内の運転者の存在」「運転者による車両の操縦」「運転者による車両の制御」といったものが制定されていました。しかし、これらは自動運転との整合性が取れない部分でもあるため、少しずつ条約の改正作業が進められている状況です。

また、近年はアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故なども多くなってきており、誤操作を防ぐための機能が備えられた自動車も多くなってきています。もちろん、そのような機能を設けることでも自動車の事故防止に繋げられますが、人間の運転においては死角が生まれてしまうという点に関しては、今後も大きな課題となるでしょう。

中には、死角に障害物が迫ったときにアラームで知らせる機能が備わっている自動車も存在しますが、運転中に求められるのは「リアルタイムの情報」であり、その点で人間がAIよりも優位に立つことは難しいと言わざるを得ません。だからこそ、今後は自動車業界においてもAIという存在が必要不可欠なものになっていくのではないでしょうか。

 

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