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最終更新日:2020/8/5

【インタビュー】アクティブコア 山田社長 ~コロナ禍でも高い予測結果を、ピタゴラスが打ち出す新常識~

  • 業種・業態

2005年2月に創立した株式会社アクティブコア(代表取締役社長:山田賢治)。AIマーケティングの先駆的企業として、200社以上の導入実績を誇ります。データ分析+アクションを実現できるシステムをコアソリューションにしてきたアクティブコアが、AI開発プラットフォームをリリースします。

今回は代表取締役社長の山田氏にお話を伺いました。

 

山田 賢治

株式会社アクティブコア 代表取締役社長

外資系パッケージベンダーにてエンジニアとして活躍。

海外勤務を経てデータウエアハウス事業の立ち上げ、BIアプリケーションの設計・開発に携わる。

インターネット系ベンチャーにて技術部長として従事。

2005年にアクティブコアを設立し、代表取締役に就任。

 

アクティブコア設立の経緯


――会社の成り立ちから教えてください。

――山田社長

「私はもともと外資系のパッケージベンダーでエンジニアとして働いており、アメリカで開発者とともに仕事をしたり、データウエアハウス事業を立ち上げたりというキャリアを経て、会社立ち上げに至りました。当初はWebのアクセス解析というところからスタートし、その後、今でいうLPOなどをお客様のサイト上でやっていました。当時はAmazonのような大型ECサイトやブログの流行など、Web業界が盛り上がりを見せ始めた頃で、分析ツールではGoogle Analyticsなどはありましたが、当社のマーケティングクラウドのような、Webのアクセス解析とターゲティングを一緒にしたサービスを提供する企業は珍しかったと思います」

 

――多くの企業にマーケティングクラウドを導入されてきましたが、AI開発プラットフォームとして新たに製品展開するのにはどのような経緯があったのでしょうか?

――山田社長

「AIが注目されてから、従来のマーケティングだけでなく、その先にある需要予測や売上予測にも取り組む企業が増えてきたことが挙げられます。また、マーケターやデータ分析担当者は必ずしもプログラマーではありませんし、今はPythonがありますが5年10年後には新しい言語が出てくるかもしれません。そういった今と未来の環境から、AIがExcelのような感覚で使われる時代が来るのではと想定しており、AIによる分析や予測をより気軽に効果的に行っていただけるよう、AI開発プラットフォームとしてサービス化致しました」

 

 

AI分析がExcel感覚で行われる時代に~AI導入のジレンマを解消


 

――デモの画面も拝見しましたが、管理画面などユーザにとって使いやすい仕様になっていますね。

――山田社長

「そうですね。従来の分析・予測に関しては、作業自体が属人化してしまっていたり、部署ごとでそれぞれのシステムを持っていたりという状況が多くあるかと思います。その点、当社の『ピタゴラスAIクラウド』では、各部署ごとにそれぞれシステムを構築する必要はありません。また、生産管理などのこれまでマーケティングに含まれてこなかった領域にも対応でき、それらを一つの画面で統合管理できることに評価をいただいています」

 

――しかしAI開発に携わることのなかった方にとっては、運用やチューニングの面を心配される方も多い印象です。

――山田社長

「もちろん、放っておいても精度は上がりませんので、我々の方でもともとチューニングしたパラメータなどもいくつか用意し、その中からベストなものが自動選択される仕組みを採用しています。モデルを作り変えた場合でも、過去のモデルの履歴から遡り、新しいデータで検証してみるということも可能です。新旧のモデルで比較することで、各データの数値の相関性が分かり、次はこうしようという改善がお客様自身でできるため、運用面でのハードルは解消できるのではないでしょうか」

 

――もう一点気になるのは、個々に合わせたモデルの選定です。どうやって行われているのでしょうか?

――山田社長

「まずは、予測や分類、正誤など、どのアルゴリズムに適応するのか自動で決定します。ひとまずモデル開発の定石のやり方に当てはめ精度検証していただくだけで、90%以上の精度は見込んでおります。裏側の話をすると、自動的にチューニングしたパターンで並列で一気に計算して、その中で最適なモデルが選択されるという仕組みです。通常のAI開発であれば、どんなアルゴリズムが最適なのか、順次テスト検証を行なったりという避けては通れないプロセスが存在します。それには多大な時間とか工数がかかりますが、ピタゴラスなら短期間で実用的なモデルが作れるというメリットがあります」

学習モデルの構築・運用を自動化

 

ブラックボックス化しないAIモデルが作れる


――不安点な情勢の中でも正確な予測結果を出すためにはどのような運用をしていくべきでしょうか?

――山田社長

「直近のデータで更新をかけていくようにモデルの精度を上げていく必要があるでしょう。特にコロナ禍で市場の変化や経済動向が目まぐるしく変わってきているなかで、世の中の傾向を早くつかまなければなりません。先ほどもお話した通り、モデル精度の向上のためには、新たなデータを随時入力し学習を続けることが必要です。もちろん、学習データが更新されることによって、アルゴリズムを変える必要が出てくる場合がありますが、それ自体も自動化できるようになっているため、ピタゴラスでは状況に応じたモデルの再構築が可能になります」

 

――導入にあたってのポイントなどあれば教えてください。

――山田社長

「まずは、部署単位のスモールスタートで始めていただき、データをアップデートするだけで結果が出るいうことを体感してほしいですね。統計的な数値を取って『これだけの効果が出ます』と説明することも可能ですが、うまくいったモデルとそうでないものの違いを可視化でき、改善につなげる仕組みの方が大切ではないかと考えています。そういった点もより分かりやすく伝えていくことは喫緊の課題ですね」

 

――ピタゴラスはマーケティング領域だけでなく、製造や保険業界での導入事例もあると伺っています。どのように使いこなしているのでしょうか?

――山田社長

「ある部品メーカーさんでは、需要予測から生産管理まで幅広く活用いただいております。それまでは熟練スタッフの感覚に頼っていた商品の需要予測に加え、複数の構成部品となるパーツの在庫予測なども、全くAIの知識がなかった現場の担当者の方が予測・分析を行っています」

 

 

今後のミッション:業務システムとの連動、業務の中のローテーションに入っていきたい


――最後に今後のミッションを教えてください。

――山田社長

「今のピタゴラスの仕組みをより広く展開していきたいと考えています。現状まだ実現できておりませんが、医療クラウドや製造業クラウドなど、各業界のアセットを集約したプラットフォームが展開できればと思います。

あとは、より広く深くお客様の業務のローテーションに入っていきたいと考えています。データは分析するだけでは意味がなく、実行につなげてはじめて結果に繋がります。どれだけ先進的で技術を提供しようとも、お客様の事業や経営に貢献することで価値を提供して参ります」

 

デジタルマーケティングの進化とともに歩んできたアクティブコア。これからも先進的な技術サービスの提供とともに、事業や経営に貢献します。

 

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