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AI・人工知能サービス

2020/7/13

AIが搭載されたロボットの重要性と活用事例

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AIが搭載されたロボットの重要性と活用事例|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

近年、さまざまな分野の企業でAIが導入され始めており、私たちの日常生活においても非常に身近な存在になりつつある状況です。株式会社アイ・ティ・アールが行った調査によれば、AI市場は2023年に640億円を突破することが予測されており、今後さらにAI導入の動きが加速していくと考えられます。

AIはさまざまな用途に活用していくことができるため、導入する企業の目的によってAIの特徴も大きく異なるわけですが、特に注目を集める市場としては「AIロボット」が挙げられるでしょう。今回は、AIが搭載されたロボットの特徴や重要性について解説するとともに、具体的な活用事例についてもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

(参照:アイ・ティ・アール「ITRがAI主要6市場規模推移および予測を発表」 )

■AIを搭載したロボットの特徴と重要性

■AIを搭載したロボットの特徴と重要性|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

AIが導入されている分野としてイメージしやすいのは、やはりIT関連ではないでしょうか。インターネットショッピングのサイトにAIを搭載したチャットボットを導入する企業も多く、それを気軽に利用することができるため、多くの人にとって身近な存在といえます。しかし最近は、農業や製造業、さらには飲食店などにもAIを搭載したロボットが導入され始めているのです。

AIを搭載したロボットが多くの分野で導入され始めているのは、ディープラーニングの技術のひとつである「画像認識技術」が発展していることが理由として挙げられます。これまでは、大量のデータを収集するのが容易なWeb上で、AIが活用されるケースが多い傾向にありました。また、Web上であれば大量のデータを蓄積するサーバーや通信環境なども整っているため、AIとの相性も抜群に良かったのです。

その点、ロボットはWebのように環境が整っているわけではなかったため、最近までは導入されるケースが多くありませんでした。しかし、「画像認識技術」の発展により、ロボットに備わっている眼(カメラ)から大量のデータを収集し、分析していくことが可能になったわけです。そのため、最近ではさまざまな分野で「AIロボット」が開発され始めています。

 

■AIが搭載されたロボット事例

実際に、どのようなロボットにAIが搭載されているのでしょうか。ここからは、AIを搭載している代表的なロボットをご紹介していきます。

 

・LOVOT

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(参照:LOVOT[らぼっと]オフィシャルサイト)

LOVOTは、GROOVE X株式会社が開発・販売している家庭用ロボットです。「ちいさなLOVEが、世界を変える」というコンセプトで開発されたロボットであり、頭の上に装着されたカメラとセンサーによってさまざまな情報を取得することができます。カメラは360度見渡すことができる半天球カメラとなっており、対象物が人なのか物なのか判別することができるサーモグラフィー機能も備わっているのが特徴です。

また、明るさを感知する照度センサーも備わっているため、部屋全体の様子を高精度で把握し、呼んでくれた人の場所を正確に察知することができます。これらの技術は、LOVOTに画像認識技術が備わっているからこそ実現できているのです。

 

・aibo

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(参照:aiboオフィシャルサイト)

aiboは、ソニー株式会社が開発・販売している犬型家庭用ロボットです。AIが搭載されているため、家庭に導入してから90日ほどで家族全員の顔を見分けられるようになります。
また、室内の空間を把握した上で自由に動き回ったりすることも可能です。

さらに、画像認識技術によって、家族が喜んでいる動作を学習することもできます。そのため、学習する内容によって少しずつ反応に違いが生まれ、それが「個性」となっていくのです。

近年は、ペットの飼育が禁止されているマンションも少なくないため、「ペットを飼育できないけど、ペットのような存在が欲しい」といった願望を持つ人にとっては最適な家庭用ロボットといえるのではないでしょうか。

 

・OPTiM Agri Drone

OPTiM Agri Drone|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

(参照:ロボティクス – OPTIM Drone | オプティム 農業×IT)

OPTiM Agri Droneは、株式会社オプティムが開発・販売している農業用ドローンです。OPTiM Agri DroneにもAIが搭載されているため、農作物に付着している害虫を認識し、ピンポイントで農薬を散布することができます。

広大な農地の場合、手作業で害虫を確認していくのは大きな手間となります。その確認作業に多くの時間を費やしてしまうと、その後の作業にも遅れが生じてしまうため、より効率的に作業を進めていくことが求められるわけです。

もちろん、すべての農作物に農薬を散布してしまうという方法であれば作業スピードを高めることはできます。しかし、環境に優しい方法とはいえないため、決して好ましいものではありません。

その点、OPTiM Agri Droneを活用すれば、近赤外線カメラやサーモカメラによって撮影した画像を分析し、その分析結果に基づいてドローンで的確に農薬を散布できるのです。業務効率化はもちろんのこと、地球に優しい方法で農作物を育てられるという点は、大きなメリットといえるのではないでしょうか。

 

・ロボットシェフ

ロボットシェフ|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

(参照:Moley – The world’s first robotic kitchen)

ロボットシェフは、ロボット工学カンパニーが開発した料理用ロボットです。ソース作りや材料のカットなど、料理をする上で必要となる一連の動作をすべて行うことができます。AIが搭載されているため、高級レストランのレシピを学習して再現することなども可能であり、実際に2011年にはイギリスNo.1シェフのレシピを再現することにも成功しています。

価格は850万円と非常に高額ですが、今後日本では少子高齢化に伴い介護職の人材が不足していく可能性も高いため、より安価での販売にも期待が集まっている状況です。

 

■AIとロボットの融合によって、より便利な世の中へ

今回は、AIが搭載されたロボットの特徴や、具体的な活用事例についてご紹介しました。さまざまな用途のAIロボットが開発されていることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

しかし、まだAIは発展途中であり、今後さらに革新的な技術が生み出される可能性も高いでしょう。つまり、今以上に生活の利便性を高めるAIロボットが生まれる可能性も高いということです。

ただし、AIにも得意な業務と苦手な業務が存在するということを忘れてはなりません。AIは、大量のデータを分析し、予測する作業を得意としますが、創造性(クリエイティブ)が求められる作業は得意ではありません。そのため、今後すべての仕事がAIに奪われる可能性は低いでしょう。

人間が担うべき仕事と、AIに任せるべき仕事をしっかりと把握した上で、それぞれが価値を創造していくことが重要になります。今回ご紹介したAIロボットに関しても、「得意とする作業は何なのか」をしっかりと把握した上で活用できるかどうかが大きな鍵となるでしょう。

 

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