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ビッグデータとIoT、AIの関係性とは?活用分野も詳しく解説!

最終更新日:2024/04/04

近年は、IoTやAIの実用化が進み、さまざまな場面でこれらの技術に触れられるようになりました。より身近な存在となったため、すでに「IoT」や「AI」という言葉の意味や、それぞれの違いなどは認識できているという方も多いのではないでしょうか。

しかし、IoTやAIなどの話をする上で欠かせない「ビッグデータ」に関しては、まだIoTやAIのように認知度が高いわけではありません。この「ビッグデータ」は、IoTやAIとどのような形で関わり合っているのでしょうか?

今回は、ビッグデータの基本的な情報について解説していくともに、IoTやAIとの関係性、具体的な活用分野などについても詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

AIについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
AI・人工知能とは?定義・歴史・種類・仕組みから事例まで徹底解説

そもそも「ビッグデータ」って何?

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「ビッグデータという言葉自体は聞いたことがあるけど、具体的にどのような意味の言葉なのかはわからない」という方も多いのではないでしょうか。また、「とにかく大量のデータ=ビッグデータ」と認識されている方も多いかと思います。これは決して間違いではないのですが、ビッグデータの本質は押さえられていません。

ビッグデータの定義はいくつか存在するのですが、その中でも最初に定義されたのは、アメリカの調査会社「ガードナー」が提唱した「3V」というものです。3Vとは、「Volume(ボリューム)」「Variety(種類)」「Velocity(速度)」という3つの単語の頭文字を取って生まれたものになります。それぞれの意味は、以下の通りです。

 

・Volume(ボリューム)

データの量のことです。しかし、ビッグデータを構成する要素はデータの量だけではありません。

 

・Variety(種類)

ビッグデータは多種多様なデータの集まりです。構造化データに限らず、非構造データやIoTデータなどのさまざまなデータを扱います。

 

・Velocity(速度)

ビッグデータの処理速度は高速でなければなりません。そのため、データの発生頻度や更新頻度が高くなっています。

一般的にはこれら3つの要素を満たしたものをビッグデータと呼ぶわけですが、このビッグデータは、私たちにとって身近な存在となった「IoT」や「AI」とも深く関わり合っている重要な存在なのです。ここからは、ビッグデータとIoT、AIがどのような関係性なのか、より詳しくみていきましょう。

 

ビッグデータとIoT、AIの関係性

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まずはそれぞれの概要について簡単におさらいした上で、ビッグデータとIoT、AIの関係性について詳しくみていきましょう。

 

IoTとは

IoTとは、「Internet of Things」を略した言葉であり、日本語に直訳すると「モノのインターネット」となります。これだけでは意味が分からない方も多いかと思いますが、「インターネットに接続されているモノ」と考えれば分かりやすいのではないでしょうか。

最近では、洗濯機や冷蔵庫といった家電でもインターネットに接続することができるようになっています。洗濯機であれば、インターネットに接続することで、その日の天候に合わせた選択を行うことができるのです。このような形で、さまざまなモノがインターネットに接続されることで、より利便性を高めることができています。

 

ビッグデータとIoTの関係性

IoTは、さまざまなモノにセンサーを埋め込むことによってインターネットに接続し、インターネットを介して取得したデータをクラウドコンピューティングなどの基盤に蓄積していきます。その蓄積されたデータこそが「ビッグデータ」なのです。そのため、ビッグデータはIoTによって生み出されるという考え方もできるでしょう。

ちなみに現在は、世界で数百億台のIoT端末が存在していると言われており、それらすべてが新たなデータを生み出し続けています。企業はそのIoTから生み出されるデータを解析することによって、モノに新たな価値を加えていくことが可能になるのです。

 

AIとは

AIは、「Artificial Intelligence」を略した言葉であり、日本語では人工知能と呼ぶこともできます。人工知能には「特化型人工知能」「汎用型人工知能」という2つの種類が存在しており、現在実用化されているAIはすべて「特化型人工知能」です。

特化型人工知能とは、ひとつのことに特化した人工知能のことであり、画像認識音声認識といった技術はまさにこの特化型人工知能に該当します。一方の汎用型人工知能は、簡単に言えば「何でもできる人工知能」のことであり、与えられた情報をもとに自ら思考し、応用していくことが可能です。言うなれば「ドラえもん」のような、人と同じ振る舞いをすることができる人工知能になります。

そのため、汎用型人工知能は、人工知能のゴール地点と言っても過言ではないでしょう。

 

ビッグデータとAIの関係性

AIは、より高い処理能力を身に付けるために、大量のデータを取り込まなくてはなりません。そこで必要となるのが「ビッグデータ」なのです。ビッグデータを取り込むことによって、コンピューターを特定の分野に特化させることが可能になるため、その分野においては人間の脳を超えるほどの能力を発揮することができるようになるのです。そのため、人工知能にとってビッグデータは必要不可欠な存在といえるでしょう。

 

ビッグデータの活用分野

ビッグデータやIoT、AIの活用分野は現在も少しずつ広がり続けています。とくにマーケティングの分野は、ビッグデータの活用が進んでいる分野のひとつといえるでしょう。マーケティングでは、ウェブサイトの訪問履歴や購入履歴、サイト内の行動履歴といった情報を収集し、オフラインの行動と結び付けることによって、オンラインとオフラインを横断する「オムニチャネル戦略」が実現可能になります。また、ユーザー一人ひとりの趣味趣向を理解し、そのユーザーに適した広告を配信していくことなども可能になるため、さらなる成約率の向上も期待できるのです。

もちろん、ビッグデータを活用できるのはマーケティングの分野だけではありません。自動車産業なども、ビッグデータの活用分野のひとつといえるでしょう。GPSによる位置情報の取得に加え、自動車の運転状況から「速度」「通行実績」「交通量」といったデータを収集し、それぞれの自動車に最適な情報を提供することができるのです。

このような点からも、ビッグデータは、IoTやAIが進化を続ける上で欠かせない存在であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

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AIsmiley編集部

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