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最終更新日:2020/4/1

教師が必要なくなる?AIが教育にもたらすメリット・デメリットとは

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教師が必要なくなる?AIが教育にもたらすメリット・デメリットとは|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

近年、AI・人工知能の技術が発展したことにより、多くの業種でAIが導入されるようになりました。私たちの日常生活にもAIが活用されているケースは増えており、非常に身近な存在になりつつあるといえるでしょう。
そのような中、教育分野においてもAIが活用され始めていることで注目を集めています。どのような形で教育にAIが活用され、どのようなメリットがあるのでしょうか。また、AIが活用されることによって、教師が必要なくなる可能性もあるのでしょうか。

今回は、AIが教育にもたらすメリット・デメリットについてまとめました。

■AIが教育分野に与える影響とは?

■AIが教育分野に与える影響とは?|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

教育現場では、これまで人間が担当していた業務のいくつかが、AIによって行われるようになっています。これまでは子ども自身や教師、塾講師などが、勉強する科目や問題を選択するのが一般的でした。そのため、子どもや教師、塾講師などがどのような選択(科目選択、勉強時間など)を下すかで、将来の子どもの学力が変わる状況にあったわけです。

当然、教師や塾講師はすでに決められたカリキュラムに沿って授業をしていくため、科目選択や勉強時間を誤ってしまうケースは極めて少ないでしょう。しかし、子ども自身が自宅で学習する際には子ども自身に選択が委ねられるため、場合によっては科目選択に大きな偏りが生まれる可能性もあります。場合によっては、このような誤りが勉強への大きなロスとなってしまうかもしれません。このようなロスを避けるために、AIが活用されている状況なのです。

具体的には、AIのシステムに子どもが学習してきた内容や時間、そしてテスト結果などをインプットさせることで、「どの科目を重点的に勉強していくべきか」といった学習計画を効率的に立てていくことが可能になります。当然、勉強する科目に偏りが生まれることも少なくなるため、より効率的に学習していけるということです。

(参照:プログラミング教室検索サイトのジュニアプログラミング AIが教育にもたらす影響とは?活用事例と導入のメリット・デメリット)

 

■AIを活用すると教育教材にも変化が生まれる

■AIを活用すると教材にも変化が生まれる|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

これまでは教師が黒板に重要なポイントなどを書き、それを子どもがノートにメモしていく流れが一般的でした。しかし、最近ではスマートフォンやタブレットのアプリを活用した教育も多くなってきています。また、スマートフォンやタブレット専用のアプリとして教材をリリースすることも一般的になりつつあるのです。

さらに、書籍を深層学習(ディープラーニング)によって分かりやすく改善していくケースも多くなっています。深層学習とは、人間の脳が行っているような複雑な情報処理をコンピュータで再現させるAIの仕組みのことです。書籍の改訂などは人の手ですると手間がかかりますが、これをAIに任せれば、より効率的に進めることができます。

(参照:プログラミング教室検索サイトのジュニアプログラミング AIが教育にもたらす影響とは?活用事例と導入のメリット・デメリット)

 

■AIが教育にもたらすメリット

■AIが教育にもたらすメリット|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

このように教育現場でも積極的に導入されつつあるAIですが、導入することによってどのようなメリットを得られるのでしょう。具体的には以下のような点が挙げられます。

・子どもの学習レベルに適したアドバイスを提供できる

知識を吸収するスピードは一人ひとり異なるため、大人数の授業などでは各自の理解度に差が生まれてしまうことも少なくありません。そのような場合、「分からない部分を質問できずに授業に付いていけなくなってしまった」というケースが起こる可能性もあるわけです。
その点、AIを導入すれば学習の過程で頻繁に起こり得る「そもそも何が分からないのかさえ分からない」という状況でも、最適な道筋を示せるようになります。

・リアルタイムでのアドバイスが可能になる

AIを導入することで、「いま学習するべき内容」をリアルタイムでアドバイスしていくことが可能です。そのため、勉強に無駄なロスが発生するリスクを減らせます。もちろん、すでに学習している内容に関しても、より理解度を高めるためのフォローをしていくため、復習を兼ねた勉強なども効率良く進めることができるでしょう。

教師や塾講師などは、こうした「一人ひとりの学習状況に適した指導」を常に完璧に行っていくのは難い傾向にあるため、このようなタスクをAIに任せられるのは大きなメリットとなります。

(参照:eラーニングのデジタル・ナレッジ AIの進化で教育はどう変わるのか? ~『教育×AI』のインパクトとメリット・デメリット~)
(参照:プログラミング教室検索サイトのジュニアプログラミング AIが教育にもたらす影響とは?活用事例と導入のメリット・デメリット)

 

■AIが教育にもたらすデメリット

■AIが教育にもたらすデメリット|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

しかし、必ずしもAIの導入がメリットばかりもたらすというわけではありません。AIは、一人ひとりの子どもにとって最適な学習内容を提示することができますが、考え方によっては「自分自身で考え、答えを導き出すための機会を奪っている」とも考えられるからです。

そのため、あまりにもAIばかりに頼って勉強を進めていくと、能動的に思考を巡らせる力を養えなくなる可能性もあります。AIは、より効率的に学習を進めていくためのツールとしては極めて優秀ですが、「考える力」「学ぼうとする姿勢」を養おうとする観点からみると、AIの活用はあまり適していないと言わざるをえないでしょう。

(参照:プログラミング教室検索サイトのジュニアプログラミング AIが教育にもたらす影響とは?活用事例と導入のメリット・デメリット)

 

■AIを活用した教育サービス

■AIを活用した教育サービス|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

最近では、AIを活用した教育アプリ(教育サービス)も多くなってきています。ここからは、代表的な教育サービスの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

・スタディサプリ

スタディサプリは、リクルートマーケティングパートナーズが運営しているインーネット予備校サービスです。サービスが開始されたのは2011年ですが、当初は受験情報の提供が主なサービスでした。翌年の2012年から、スマホやパソコン向けのインターネット予備校サービスが開始されています。
大きな特徴としては、「動画で講義を受けられること」が挙げられるでしょう。生徒の学習状況を把握することができる「到達度テスト」も大きな特徴のひとつであり、最近は中学や高校などの教育機関でも利用され始めています。AIが活用されているため、蓄積したデータのディープラーニングによって分析を行い、生徒が解けない問題の予測を行うことも可能です。

 

・Qubena(キュビナ)

Qubena(キュビナ)は、株式会社COMPASSが提供しているAI学習ツールです。タブレットで利用することができ、生徒の学習レベルに応じて最適な問題を出題してくれるのが大きな特徴です。正解できなかった問題をAIが収集し、間違ってしまう原因の解析を行います。そのため、子どもが問題を解くための道筋を示してもられるわけです。
なお、導入実験では14週間かかる授業の内容を2週間で終了させることに成功しています。

 

・Aidemy Team for school

Aidemy Team for schoolは、AI人材プラットフォームを扱っている株式会社アイデミーが提供しているAI教育プログラムです。2018年5月から提供開始しており、教育プログラムのベースには「Aidemy」という、株式会社アイデミーが独自に作成した教材が使用されています。
また、Aidemy Team for schoolは教育機関向けに提供されているプログラムでもあるため、一学期だけの導入など柔軟な形で導入していくことも可能です。導入した場合には、株式会社アイデミーのネットワークを活用した就職支援サービスも利用できるため、教育の先にある「就職」も見据えたサービスとして評価されています。

 

・TerraTalk

TerraTalkは、AIと会話しながら英語を学んでいくことができるAI学習アプリです。「聞く」「話す」「読む」「書く」という4つのスキルを鍛えることができ、シチュエーションに応じた100以上のコースで英語を楽しく学べます。法人や教育機関向けのプランも設けられており、実際にTerraTalkを導入している教育機関も多いため、受験を見据えた勉強を目的とする導入も効果的といえるでしょう。

 

■AIと教師(人間)の役割分けが重要に

教育分野へのAIの導入には、メリット・デメリットのそれぞれが存在することがお分かりいただけたかと思います。AIを導入することで多くのメリットを得られるわけですが、だからといって教師(人間)の役割がなくなることはありません。
なぜなら、子どものモチベーションを引き出したり、創造性を養ったりしていくことは、AIの得意とする分野ではないからです。直にコミュニケーションを取り、一人ひとりの「個性」を理解した上で、子どもに寄り添った教育を行っていくことも大切になります。

だからこそ、今後はAIに任せるべき部分と、AIに任せるべきではない部分の棲み分けを明確にしていくことが大切になるでしょう。先ほどもご紹介したように、学習していく中での一人ひとりの理解度には差が生まれるケースがあるため、それぞれの理解度に合わせて最適なアドバイスをしていく必要があります。そのような学習におけるアドバイスをする際には、AIを最大限活用していく価値があるでしょう。

そして、AIの活用によって教師の負担が軽減されれば、その分、子どもの創造性や道徳性などを養っていくための時間を確保できるようになります。このような形でAIと教師(人間)の棲み分けを明確にしていくことが、教育分野の質の向上にもつながっていくのではないでしょうか。

(参照:横須賀ゼミナール 【人工知能(AI)×教育】AIが与える教育現場へのメリットとは? )
(参照:eラーニングのデジタル・ナレッジ AIの進化で教育はどう変わるのか? ~『教育×AI』のインパクトとメリット・デメリット~)

 

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