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最終更新日:2019/11/8

書類の電子化をサポート!高いシェアを占めるAI-OCR3選


書類の電子化をサポート!高いシェアを占めるAI-OCR3選|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

紙書類を保管するスペースが足りなくなったり、数多くの紙書類から目的の書類を探し出す手間にストレスを感じたりして、OCRを利用するようになったという方も多いのではないでしょうか。OCRとは、イメージスキャナやデジカメなどで紙書類を読み取り、コンピュータでの利用が可能な文字コードに変換する技術のことです。

そのため、紙書類のように保管スペースを設ける必要がなくなることがメリットとして挙げられます。ただ、これまでのOCRでは手書き文字などを正確に読み取るのは難しかったため、必ずしも全ての紙書類を電子化することができませんでした。

そのような中で、新たな形のOCRとして注目を集めているのがAIを活用したOCRです。今回は、AIを活用したOCRのメリットについて解説するとともに、国内で高いシェアを占めるAI-OCRをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

■AI-OCRにはどのようなメリットがある?

冒頭でもご紹介したように、従来のOCRでは手書き文字の読み取りが得意ではありませんでした。そのため、手書き文字の読み取りをする際には文字枠を設け、その文字枠にしっかりと収まるような文字の書き方をしなければならなかったのです。

申込書などで、1文字ずつ枠が設けられている書類に記載したことがある方も多いのではないでしょうか。あのような用紙の枠は、まさにOCRで正確に文字を読み取るために設けられたものということです。

その点、AI-OCRでは手書き文字を読み取る精度も格段にアップしているため、文字枠を設けなくても高い精度で文字を読み取ることができるようになりました。これは、AIが大量の文字データを収集し、その文字データから文字の特徴を深層学習(ディープラーニング)しているからに他なりません。

深層学習(ディープラーニング)は、「どのポイントに着目するか」を人が指定する必要がありません。例えば、カブトムシとクワガタの写真を自動で判別するAIの場合、判別を繰り返すことによってAIが「角で見分ければ良いこと」を発見するわけです。また、判別を重ねるにつれて角以外の判別ポイントも新たに追加していくため、少しずつ判別の精度が高まっていきます。

つまり、AI-OCRにおいては、多くの文字データを収集するごとに「人それぞれの文字の癖や特徴」まで理解し、より高い精度で文字を認識できるようになっていくということなのです。

そのようなAI-OCRですが、最近では多くの企業がサービスを提供しており、それぞれ異なる特徴を持っています。ここからは、国内で高いシェアを占めるAI-OCRについて詳しくみていきましょう。

 

■AI-OCR市場シェア1位!「DX Suite」

AI-OCR市場シェア1位!「DX Suite」|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

(参照:DX Suiteオフィシャルサイト | 最高のAI-OCRを。)

AI inside株式会社が提供しているAI-OCR「DX Suite」は、2019年3月に株式会社富士キメラ総研が刊行した市場調査レポートにおいて、AI-OCR市場シェア1位を獲得しました。この市場調査レポートによると、「DX Suite」は62.5%のシェアを占めているといいます。

 

「DX Suite」の特徴としては、手書きや活字、FAX、写真撮影した書類など、さまざまな書類を高精度でデジタルデータ化できるという点です。画像データの読み取りをする際に発生しがちな画像のズレを補正する機能も備わっているため、より高い精度で正確に文字データ化することができます。

また、AI-OCRの利用経験が少ない人でも簡単な操作で手軽に使用できる点も大きな特徴の一つといえるでしょう。クリック操作だけでOCRの設定やワークフローの設定など、すべてを行うことができるため、専門的な知識を持つ担当者がいなくても特に問題はありません。

そして、効率良く電子化を行い、分かりやすく仕分けができる点も大きな魅力の一つです。まとめてアップロードした書類は、すべて種類ごとに仕分けることができるため、必要な書類を探す手間も省けます。

 

 

■手書き文字の認識率99.22%!「Tegaki」

手書き文字の認識率99.22%!「Tegaki」|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

(参照:Tegaki.aiオフィシャルサイト | 手書き書類をAIでデータ化)

株式会社Cogent Labs(コージェントラボ)が提供しているAI-OCR「Tegaki」は、独自OCRによる認識率99.22%を誇るサービスです。平仮名や片仮名、漢字、数字など、さまざまな手書き文字の認識が可能で、多言語や業界用語への拡張にも対応しています。

もちろん、「Tegaki」にもAIが搭載されているため、データの処理を行いつつ学習していくことで、継続的な認識精度の向上が期待できるでしょう。

そんな「Tegaki」ですが、実際に導入したことで一定の成果を得られた企業も多く存在します。オーダースーツのECサービス「FABRIC TOKYO(ファブリック トウキョウ)」では、「Tegaki」を導入したことにより、月間180時間もの労働時間を削減することに成功したそうです。

FABRIC TOKYOの店舗には在庫もレジもなく、訪れたユーザーの採寸が業務の大半となっています。そのため、採寸メモが記載されている帳票を「Tegaki」で読み取ることで、さらなる業務効率化を図れるようになったのです。約99%という高い識字率ですから、採寸メモの文字を誤って認識してしまう可能性は、人間の手による作業で起こるミスの確率よりも低いと言えるでしょう。

 

 

■独自の文字認識・ノイズ処理エンジン搭載!「スマートOCR」

■独自の文字認識・ノイズ処理エンジン搭載!「スマートOCR」|人工知能を搭載した製品・サービスの比較一覧・導入活用事例・資料請求が無料でできるAIポータルメディア

(参照:smart OCR オフィシャルサイト)

株式会社インフォディオが提供しているAI-OCR「スマートOCR」は、独自の技術を搭載したOCRサービスです。インフォディオ独自のAI-OCR文字認識エンジンは、文字フォントや画質に応じた文字画像学習を行い、文字認識の精度を継続的に向上させます。

同じくインフォディオ独自の技術であるAIノイズ処理エンジンは、敵対的生成ネットワークを用いたノイズ除去エンジンであり、文書画像の影や歪みの処理、塗りつぶし文字の処理などが可能です。これらは特許出願済の技術であるため、スマートOCRならではのメリットと言えるでしょう。

 

■AI-OCRの活用が生産性向上の鍵になる

今回は、書類の電子化を高精度で行うAI-OCRの特徴やメリットと併せて、高いシェアを占めるAI-OCRについてご紹介させて頂きました。従来のOCRでは難しかった手書き文字の認識も、AIを活用したOCRであれば極めて高い精度で実現できることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

これにより、これまで手作業で行っていた帳票の電子化も、より効率的に行えるようになります。つまり、他の業務に力を注ぐ余裕が生まれるということです。多くの企業にとって重大な課題となっているであろう「生産性の向上」を図る上でも、AI-OCRは極めて重要な役割を担っていると言えるのではないでしょうか。
 

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